(参考資料)2 (42 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20240521/zaiseia20240521.html |
出典情報 | 我が国の財政運営の進むべき方向(5/21)《財務省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
財審建議における指摘
【マイナ保険証の利用促進】
•
既に講じている医療機関・薬局に対する支援措置・インセン
ティブ措置とあわせ、患者の窓口負担の軽減策を検討する。あ
わせて、医療機関のマイナ保険証利用率にも着目した評価を
設定する
【リフィル処方箋】
•
リフィル処方箋による適正化効果が未達成であることを踏まえ、
処方箋料の時限的引下げなど、未達分を差し引く調整措置
を講じるべき
【病院】
•
病床の役割分担を適切に進めるため、7:1といった看護配
置に過度に依存した診療報酬体系から、患者の重症度、救
急受入れ、手術といった実績をより反映した体系に転換すべき
•
10:1といった看護配置を要件とする急性期入院料は廃止
し、回復期への転換を促すことを検討すべき
【調剤報酬】
•
経営の実態も踏まえつつ、処方せん集中率が高い薬局等につ
いては、調剤基本料1の適用範囲等を見直すべき
•
調剤基本料1の薬局を対象とした地域支援体制加算1及
び2の要件について、地域医療に貢献する薬局を重点的に支
援する観点から抜本的に見直すべき
資料Ⅳ-2-9
2024年度診療報酬改定における対応
マイナ保険証の利用に関する診療報酬点数を見直し(初診
(医科)の場合、マイナ保険証利用時・非利用時ともに▲1
点引下げ)
医療DXに対応する体制を確保している場合の評価(8点
(医科))を導入し、「マイナ保険証の利用実績が一定以
上であること」を要件化(2024年10月から適用)
かかりつけ医機能の評価である地域包括診療料等について、
「リフィル処方や長期処方の活用が可能であることを患者に周
知すること」を要件に追加
特定疾患処方管理加算について、リフィル処方箋を発行した
場合も算定可能とする
患者の状態に応じた医療の提供に必要な体制を評価する観
点から、急性期入院料1(7対1)について、平均在院日
数に係る要件を短縮(18日⇒16日)するとともに、重症度、
医療・看護必要度の該当患者に係る要件を厳格化
高齢の救急患者等を受け入れる体制を整え、リハビリや在宅
復帰等の機能を包括的に担う地域包括病棟(10対1)を
新設
調剤基本料1の対象から、処方箋受付回数が月4,000回を
超え、かつ、処方箋受付回数が多い上位3の保険医療機関
に係る集中率の合計が70%を超える薬局を除外
調剤基本料1の薬局を対象とした地域支援体制加算1及
び2の要件について厳格化