よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-3-1          新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (246 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

No

年齢
(接種
時)

性別

接種日

発生日
(死亡日)

ロット番号

接種回数

死因等
(報告者による見解・考察等)

基礎疾患等

報告書上の記載

1623

1624

43歳

77歳





2022年3月17日

2022年5月7日

2022年4月4日

2022年5月9日

FN9605

FN2726

3回目

3回目

甲状腺機能低下症で投薬中。軽い
めまいにてメリスロン服用。
3回目接種後、帰宅し仮眠。その後
倦怠感の訴えあるものの大きな体
調変化無く経過(平時通りではな
かったとのこと)。接種翌日朝、いつ
不明
も起きてくる時刻に起きてこなかっ
た。30分後、部屋から大きめの物音
がしたため見に行くと、腹臥位で倒
れていた。反応無いため救急要請。
救急隊現着時心肺停止状態であっ
た。

病歴:高血圧、高脂血症、逆流性食
道炎
併用薬:ニフェジピンL、イルベサル
タン、パルモディア、ゼチーア、ネキ
シウム
薬剤歴:ジェニナックで痒み
ワクチン接種日とその翌日は、何も
急性心不全
問題なかった。3回目接種2日後に、
患者の家族が家を訪問したところ、
彼が倒れているのを発見した。患者
は救急車で病院へ搬送され、急性
心不全で死亡。

専門家による評価【令和4年11月11日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査

因果関係
(報告医評価)

他要因の可能
性の有無
(報告医評価)

対応するMedDRA PT

不明

不明

評価不能

ワクチンと死亡との
因果関係評価

(評価記号 )

有(常用薬の副
作用やワクチン
との相互作用
等)

γ

不明

γ

コメント

(コメント無し)
※〜10/7から変更なし。

専門家による評価【令和4年12月16日時点】

ワクチンと死亡との
因果関係評価

(評価記号 )

γ

評価に用いた報告内容
資料番号

(コメント無し)
※〜11/11から変更なし。

急性心不全

不明

評価不能

剖検は実施されず、死亡時画像診断もなく、死因について
心不全と断定できない。

γ

※〜10/7から変更なし。

剖検は実施されず、死亡時画像診断もなく、死因について
心不全と断定できない。
※〜11/11から変更なし。

心不全

(〜7/8の情報に基づく)

1625

1626

69歳

76歳





2022年3月15日

2021年7月6日

2022年4月13日

2022年4月16日

不明

EY3860

3回目

2回目

3回目接種11日後に息切れ、接種
13日後に血痰あり、接種14日後に
受診。著明な低酸素血症、XP、CT
皮膚筋炎
にてスリガラス影を認め間質性肺炎
として入院。入院後、抗MDA5抗体
陽性が判明し、若干の皮膚所見も
見られることより、筋無症候性皮膚 筋無症候性皮膚筋炎、間質性肺炎
筋炎、間質性肺炎合併例として、ス
テロイドパルス療法、エンドキサン
パルス療法、シクロスポリン投与、
間質性肺疾患
HFNC(高流量鼻カニュラ酸素療
法)、人工呼吸管理を行うも、効果
に乏しく、接種29日後に死亡した。

X線、CT

神経痛性筋萎縮症の診断で、左上肢→左上
下肢→四肢麻痺→呼吸筋麻痺、球麻痺と経
過をたどり、2回目接種284日後、死亡。
2回目接種約3か月後の2021年10月から約3
月の経過で亜急性に四肢筋力低下は進行し
て、後頭部と左上肢帯の激痛が発現。左上
肢の運動障害、痛みが出現。左上肢腱反射
亢進あり。頸椎損傷は認めず。12月8日左上
肢麻痺。2022年1月の緊急入院時にはむせ
と構音障害を認めた。筋力低下は左右差が
明確で、左上下肢>>右上下肢筋力低下。
さらには右上肢には痛覚過敏、錯知覚を示
す痛みの訴えがあった。痙性は入院時には
左側で認めたが、右の腱反射は正常であっ
た。ステロイド治療後は疼痛がとれて、痙性
が次第に低下して明らかではなくなった。ま
た左上肢の拘縮は改善が得られた。しかし
四肢の筋力低下は極めて強く残存して、徒手
筋力検査:0、右上下肢は重力に抗してかろ
うじて動作が可能。2月23日、一定の回復を
得ており、病態は進行性ではないので、退院
計画に入った。臥床生活ではあったが、在宅
ケアへ移行。3月26日誤嚥性肺炎で再入院。
軽快後、一旦は摂食再開となったが、衰弱進
行のため絶食。1回目入院時よりも筋力低
下、筋委縮は進行して徒手筋力検査:0。感
覚の障害はなく、ALSに近似した全身の臨床
像。呼吸は浅く頻呼吸で、横隔膜の筋委縮
筋力低下を示唆。また嗄声は強度で耳元で
聞いても聞き取れない。舌の運動麻痺、球麻
痺、嚥下障害は明らかとは言えない。また脳
神経の運動障害はない。

MRI

神経痛性筋萎縮症

神経痛性筋萎縮症

評価不能

関連あり

246

有(入院後、抗
MDA5抗体陽性
が判明)

γ

不明

γ

(コメント無し)
※〜10/7から変更なし。

(コメント無し)
※〜10/7から変更なし。

γ

γ

注2

コメント

(コメント無し)
※〜11/11から変更なし。

(コメント無し)
※〜11/11から変更なし。

症例No