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資料1-3-1          新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (294 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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投与し、挿管管理を実施した。アドレナリン 1mg を計 8 回投与す
るも反応;はなく、同日午後 3 時 58 分死亡確認。死亡時画像診断
を実施し、高度肺うっ血像を認めた。剖検は実施されなかったが、
死亡時画像診断のみ実施された。病理解剖は実施せず。

救急隊から推定体重 110kg との情報があった。以前のかかりつけ
医からの情報で、既往として、高血圧症、糖尿病、睡眠時無呼吸
症候群があった。当院救急搬送時の所見としては、高度肥満があ
り、皮膚および粘膜病変は認めなかった。接種会場での状況につ
いて、ワクチン接種前から呼吸苦があったとの情報と急変時に泡
沫状血痰があったとの情報があり、急性心不全を死因とした。

他要因(他の疾患等)の可能性は評価不能であった。

報告医師は以下の通りコメントした:

死亡とワクチンとの因果関係は不詳。

2022/12/05 現在、アナフィラキシーのブライトン分類に必要な
身体所見は呼吸困難のみ(皮膚、粘膜所見なし、消化器症状なし、
確認できる循環器症状なし)と報告された。

ブライトン分類は Grade 4 であった。

経過中のバイタルサイン:SpO2 50−60%(RA)


その他、体動などで把握困難であった。

検査値等について調査:搬送先の病院でBNP高値、トロポニン
陰性であると聞いた。

看護記録に「嘔気」とあり、報告者はその通りに記載したが、ふ
り返って考えると明らかな血痰であり、気管から出ていた可能性
が高い。

患者も嘔気を訴えていなかった。

皮膚症状は一貫して認めなかった。また、搬送先の病院の所見で
も皮膚症状を認めなかった。

報告者は 14:30 以降に呼吸器症状(喘鳴、上気道の腫脹)を確認
できず、14:28 の呼吸促迫が認められた際にチアノーゼや陥没呼

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