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資料1-3-1          新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (254 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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No

年齢
(接種
時)

性別

接種日

発生日
(死亡日)

ロット番号

接種回数

基礎疾患等

死因等
(報告者による見解・考察等)

報告書上の記載

1656
※No.1640と
同一の症例
16歳
につき、
No.1640に統


1657

70歳





2021年8月11日

2022年6月22日

2022年2月13日

2022年6月22日

FD0889

FP9647

1回目

3回目

重症心身障害児、多剤内服、1ヶ月
前に肺炎、胸水貯留あり。
1回目接種30分後より、接種部に発
赤を認めた。接種翌日より腹部膨
満、胸水増加、感染兆候を認めた。
Bacterial translocationによる感染
又は肺炎随伴性胸水を疑ったが、コ
ロナワクチン接種後直後であり関連
も疑われた。2回目接種は家族が希
望せず。2021年9月(接種1か月後)
より腸管機能不全となることが増
え、さらに尿路感染や肺炎などの感 胸水、腹水、尿路感染症
染を頻回に起こした、2021年12月
(接種4か月後)に急性膵炎を発症。
その後敗血症を起こし、循環不全を
起こしたため転院。転院先で一旦状
態は落ち着いたが、再度尿路感染
症を起こし接種186日後に死亡確
認。重症心身障害児であり感染も頻
回に起こす児であるが、接種後の
症状から体調をずっと崩しており、
一連の症状の引き金となった可能
性があると考えられる。

専門家による評価【令和4年11月11日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査

因果関係
(報告医評価)

他要因の可能
性の有無
(報告医評価)

対応するMedDRA PT

ワクチンと死亡との
因果関係評価

(評価記号 )

コメント

専門家による評価【令和4年12月16日時点】

ワクチンと死亡との
因果関係評価

(評価記号 )

評価に用いた報告内容
資料番号

評価中

評価中

不明

評価不能

有(現疾患によ
るもの、感染等)

頭部CT、胸部
CT、腹部CT

評価不能

有(虚血性疾患
後の重症心機
能低下)

評価中

心筋虚血
ロキソニンでアナフィラキシー
基礎疾患:糖尿病
既往歴:下垂体腺腫(保存的)、閉
塞性動脈硬化症(左右腸骨動脈狭
窄、浅大腿動脈閉塞、経皮的血管
形成術(2022年6月3〜4日))、心不
全、虚血性心疾患(2019年6月診
断)、高血圧
併用薬:グルメピリド、トレシーバ、ノ
ボラピッド、バイアスピリン、クロピド
グレル、アムロジン、ユートリル、チ
ラージン、ネキシウム
接種約40分後、突然の体調変化に
て来院(ワクチン接種後は通常の2 虚血性心疾患による重症心機能低
倍の30分の会場内経過観察の後、 下、心不全の増悪、蘇生後脳症
心不全
退出)。来院時、呼吸停止、血圧測
定不能。脈は70、心肺蘇生法を開 (〜8/5の情報に基づく)
始し、除細動実施。昇圧剤を使用
し、心拍再開確認。瞳孔は両側散
大、対光反射なし。頭部CT、胸部
CT、腹部CTでは心拡大著明、肺に
間質性浸潤影。下垂体腫瘍あり。自
発呼吸は一時的に出現したが、
徐々に消失。接種約9時間後以降
は、昇圧剤に反応せず。接種約10
時間後に死亡。

γ

背景に低心機能があるなかでの症状であり、ワクチンの
成分が今回の事象を生じたと判断することは極めて困難
である。また、病理解剖がなされていない中で因果関係を
証明することは困難と判断した。
※〜10/7から変更なし。

(〜8/5の情報に基づく(集計・専門
家評価対象期間(〜7/10)後に報告
された内容))
蘇生後脳症

254

γ

注2

コメント

背景に低心機能があるなかでの症状であり、ワクチンの
成分が今回の事象を生じたと判断することは極めて困難
である。また、病理解剖がなされていない中で因果関係を
証明することは困難と判断した。
※〜11/11から変更なし。

症例No