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資料1-3-1          新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (321 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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医師が心臓マッサージなどの救命措置をとったあと、救急車で搬
送されたが、16:00 ごろ死亡した。

2022/11/10、医師が以下を報告した:

2022/11/05、14:18 ごろ、報告者とは異なる医師により新型コロ
ナウイルスワクチン接種を受けた。患者は体調に変化なしと述べ
た。

14:20 ごろ、待機場所に歩いて移動した。

14:25 ごろ、咳が出始めたため、看護師は患者に声をかけ、患者
は前方に歩いてくるも途中で座り込んだ。看護師は車いすで患者
を介助し救護室へ移送した。患者はワクチン接種前から体調が悪
かったと看護師に話した。看護師より気分が悪い人がいると呼ば
れ、報告者は救護室へ向かった。

14:28〜14:29 ごろ、初診を実施した。顔面蒼白および呼吸苦の
訴えがあった。ぱっと見てわかるような明らかな粘膜所見なし、
皮膚所見なし、掻痒;感なしであった。消化器症状の訴えはなか
った。聴診により明らかな喘鳴は聴取できなかった。意識はあっ
たが、呼吸促拍しており、会話は単語程度を断続的にできるのみ
であった。バイタルチェックが指示された。SpO2 60%台であった
ため再検が指示され、酸素 5L 投与を開始、救急要請された。

14:30 ごろ、バイタルチェック中に嘔気出現、泡沫状のピンク色
の血痰が排出された。血痰は鼻腔からも溢れた。

14:34 ごろ、意識レベル低下したため、臥位にされた。呼吸停止、
総頚動脈/鼠径動脈触れず、bystander 心肺蘇生法(CPR)を開始し
た。

14:35-14:36 ごろ、自動体外式除細動器(AED)が装着された。し
かしショックの必要なしで CPR は継続した。エピネフリンを静脈
内投与を試みるも、静脈路確保できず、CPR は継続した。

14:40 ごろ、心拍および自発呼吸は再開したが、あえぎ様呼吸が
認められた。


14:42 ごろ、再び心肺停止になり、CPR を再開した。

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