資料1-3-1 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (273 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html |
出典情報 | 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》 |
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年齢
(接種
時)
性別
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
接種回数
死因等
(報告者による見解・考察等)
基礎疾患等
報告書上の記載
1731
1732
94歳
89歳
女
女
2022年7月12日
2022年8月31日
2022年7月12日
2022年9月11日
FM7534
FP8544
4回目
4回目
基礎疾患:高血圧、骨粗鬆症、腹部大動脈
瘤・両側総腸骨・内腸骨動脈瘤手術後、甲状
腺機能低下症、うつ病
慢性心不全、動脈硬化性心疾患、一過性脳
虚血発作、逆流性食道炎、下肢痛、ビタミン
B12欠乏性貧血、ステント併用コイル塞栓
術、経口摂取減少
処方薬:カンデサルタン(8)、アムロジピン
(2.5)、フロセミド(20)、バイアスピリン(100)、ワ
ンアルファ(0.5)、ラペプラゾール(10)、モーラ
ステープ(20)、サインバルタ(20)、エビリファイ
(6)、乳糖、ミルタザピン(15)、ラコール
NF200ml。メチコパール注(500µg)1回/5週。
経過:午前10時ワクチンを予約接種。午後4
時ころから38度の発熱、頭痛出現。家族に連
れられ来院。血圧140/82、SpO2 99%、脈拍
110/分。胸部XPは肺炎像なし。解熱目的で
ロキソプロフェイン8回分(1回(60))を処方し
帰宅。帰宅中の車内で吐き気があり、車外へ
降りられず、20〜30分ほど車内に留まり休
憩。その後、車外へ出たが歩行できず30分
ほど椅子に座っていた。2〜3歩歩き、嘔吐。
さらに数歩歩いて再度嘔吐し倒れる。救急車
を要請。救急車内で心停止し、心臓マッサー
ジ。除細動等蘇生術を受けながら病院到着。
病院で数回心室細動になり除細動等蘇生術
を繰り返すも回復せず死亡。同病院で死後
のCT所見及び発症後の経過から、急性心筋
梗塞による死亡と診断された。
剖検は実施されなかった。
(〜11/11の情報に基づく(集計・専門家評価
対象期間(〜10/9)後に報告された内容))
急性心筋梗塞
基礎疾患:進行性核上麻痺・パーキン
ソン病・甲状腺機能低下症と加齢によ
るフレイル進行
経過等:接種前の体温36.6度。在宅訪
問診療にて健康管理している状況。接
種8日目に強い呻吟と微熱(37.9度)発
生。往診にて診察、両肺に乾性ラ音、
SpO2 80〜85%と低下。急性呼吸不全
と診断し病院へ救急搬送され入院と
間質性肺炎、急性呼吸不全、びま
なった。同病院からの報告によると、リ
ん性肺胞障害
ザーバーマスク10.0L/分でもSpO2
90%を維持することが困難。CTにて両 (〜11/11の情報に基づく)
肺野びまん性磨りガラス陰影と牽引性
気管支拡張を伴う所見あり。KL-6 892
LDH 479U/l であった。急性間質性肺
炎によるびまん性肺胞障害と考えられ
た。酸素療法・ステロイドパルス療法を
行ったが接種から11日目死亡と診断さ
れた。
専門家による評価【令和4年11月11日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
因果関係
(報告医評価)
他要因の可能
性の有無
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
急性心筋梗塞
ワクチンと死亡との
因果関係評価
★
(評価記号 )
コメント
専門家による評価【令和4年12月16日時点】
ワクチンと死亡との
因果関係評価
★
(評価記号 )
CT
評価不能
有(急性心筋梗
塞)
γ
患者背景や診断を裏付ける所見の情報が不足しており、
ワクチン接種との因果関係は評価できない。
γ
CT
評価不能
有(薬剤性間質
性肺炎)
γ
間質性肺炎については、その成因に関する情報が少な
く、本剤との関連を判断できない。
γ
評価に用いた報告内容
資料番号
(コメント無し)
症例No
資料1-2-2-1 20992
間質性肺疾患
急性呼吸不全
(〜11/11の情報に基づく)
間質性肺炎については、その成因に関する情報が少な
く、本剤との関連を判断できない。
※〜11/11から変更なし。
びまん性肺胞障害
(〜11/11の情報に基づく)
病歴:心不全、糖尿病、レビ−小体
型認知症。
覚醒困難、嚥下困難、BNP高値
1733
73歳
男
2022年9月9日
2022年9月14日
FW0547
4回目
併用薬:ドネペジル5mg、リスパ
ダール1mg、ジャヌビア、アスパラカ
リウム経口、アクチット点滴静注。
経過等:1日目、38.4度の熱出現。
Spo2 83%。採血検査し、白血球
1960、ヘモグロビン低値。
5日目死亡。
剖検が実施されたかは報告なし。
剖検は実施されなかった。
不明
不明
白血球減少
白血球数減少
不明
評価不能
不明
(〜11/11の情報に基づく(集計・専 (〜11/11の情報に基づく(集計・専
門家評価対象期間(〜10/9)後に報 門家評価対象期間(〜10/9)後に報
告された内容))
告された内容))
(〜11/11の情
報に基づく(集 不明
計・専門家評価
対象期間(〜
10/9)後に報告
された内容))
(〜11/11の情報に基づく(集計・専
門家評価対象期間(〜10/9)後に報
告された内容))
273
γ
(コメント無し)
γ
注2
コメント
(コメント無し)
資料1-2-2-1 20930
※〜11/11から変更なし。