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参考資料7 「ヒト胚の取扱いに関する基本的考え方」見直し等に係る報告(第三次)~研究用新規胚の作成を伴うゲノム編集技術等の利用について~(令和4年2月1日総合科学技術・イノベーション会議) (45 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29769.html |
出典情報 | ヒト受精胚等へのゲノム編集技術等を用いる研究に関する合同会議(再設置第4回 12/28)《厚生労働省》《文部科学省》 |
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体として独立に食物を取る以前のもの全てをさすこともある。胎生の動物では、胚は胎芽、
さらに成長して胎児となる。ヒトでは、発生第4週初期に、ほぼ円筒形の胚子になり、
以後第8週末までを胚子期と言う。第9週以降出生までは胎児期といい、胚子は胎児と
なる。
なお、日本産科婦人科学会用語集によると、妊娠8週未満は胎芽と呼び、妊娠8週以
後を胎児と呼ぶ。(医歯薬出版、最新医学大辞典第2版 1996 年版 1,332 頁)
胚とは多細胞動物の個体発生初期のものをいい、ヒトでは受精後2~8日までの個体
を示す。(南山堂医学大事典 18 版、1,625 頁)
生物学的には胚とは、多細胞生物の個体発生における初期の時代を言う。多細胞動物
においては、卵割をはじめて以降の発生期にある個体、胚葉の分化が現れて以降のもの、
或いは器官原基の出現以降のものなど、広狭さまざまに使用されるが、特にドイツ語で
は器官原基の現れる前の個体を Keim とよんで、狭義の Embryo と区別することが多い。
(岩波書店、生物学辞典第3版 989 頁)
英国等では、個体形成に与る臓器の分化が始まってない状態として、原始線条が発達
するまでの段階のものを、これ以降のものと区別し、前者を pre-embryo、後者を
embryo と呼ぶ見解もある。
【胚性細胞】
胚から採取された細胞又は当該細胞の分裂により生ずる細胞であって、胚でないもの
をいう。(「ヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律」(平成 12 年法律第
146 号)第二条第一項第五号)
【胚性幹細胞(ES細胞)、ヒト胚性幹細胞(ヒトES細胞)】
胚盤胞期の受精卵の内部細胞塊(Inner Cell Mass; ICM)に由来し、母胎外で未分化
状態を保ったまま培養維持できる細胞のこと。(日経BP社、日経バイオ最新用語辞典
第5版、638 頁)
【パーキンソン病】
中脳黒質のドパミン作動性神経細胞の変性脱落によって、神経終末がある線条体でド
パミン不足をきたし、錐体外路性運動障害が出現する変性疾患で、静止時振戦、筋強剛、
動作緩慢・無動、姿勢反射障害を四主徴とする。とくに、親指と示指で丸薬をこねるよ
うな振戦(丸剤製造様運動)は本症に特徴的である。他に、仮面様顔貌、縮目減少、脂
顔、小声で早口、前傾で四肢を屈曲した姿勢、小刻み歩行、すくみ足、突進歩行、方向
転換困難などが出現し、便秘や排尿障害、低血圧などの自律神経症状も合併する。高齢
者では痴呆の頻度が高い。補充療法である L-ドパが著効し、ドパミン受容体刺激薬、抗
コリン薬も有効である。病理学的には、中脳の黒質と橋の青斑核のメラニン含有神経細
胞の変性脱落と、残存神経細胞質内に出現する好酸性封入体が認められる。有病率は
10 万人あたり約 100 人である。病因は不明であるが、何らかの中毒物質の関与が推定さ
れている。(南山堂医学大辞典 18 版、1,659 頁)
【発生】
受精卵もしくは親の体に由来する原基が新しい個体に変化する過程(個体発生
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さらに成長して胎児となる。ヒトでは、発生第4週初期に、ほぼ円筒形の胚子になり、
以後第8週末までを胚子期と言う。第9週以降出生までは胎児期といい、胚子は胎児と
なる。
なお、日本産科婦人科学会用語集によると、妊娠8週未満は胎芽と呼び、妊娠8週以
後を胎児と呼ぶ。(医歯薬出版、最新医学大辞典第2版 1996 年版 1,332 頁)
胚とは多細胞動物の個体発生初期のものをいい、ヒトでは受精後2~8日までの個体
を示す。(南山堂医学大事典 18 版、1,625 頁)
生物学的には胚とは、多細胞生物の個体発生における初期の時代を言う。多細胞動物
においては、卵割をはじめて以降の発生期にある個体、胚葉の分化が現れて以降のもの、
或いは器官原基の出現以降のものなど、広狭さまざまに使用されるが、特にドイツ語で
は器官原基の現れる前の個体を Keim とよんで、狭義の Embryo と区別することが多い。
(岩波書店、生物学辞典第3版 989 頁)
英国等では、個体形成に与る臓器の分化が始まってない状態として、原始線条が発達
するまでの段階のものを、これ以降のものと区別し、前者を pre-embryo、後者を
embryo と呼ぶ見解もある。
【胚性細胞】
胚から採取された細胞又は当該細胞の分裂により生ずる細胞であって、胚でないもの
をいう。(「ヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律」(平成 12 年法律第
146 号)第二条第一項第五号)
【胚性幹細胞(ES細胞)、ヒト胚性幹細胞(ヒトES細胞)】
胚盤胞期の受精卵の内部細胞塊(Inner Cell Mass; ICM)に由来し、母胎外で未分化
状態を保ったまま培養維持できる細胞のこと。(日経BP社、日経バイオ最新用語辞典
第5版、638 頁)
【パーキンソン病】
中脳黒質のドパミン作動性神経細胞の変性脱落によって、神経終末がある線条体でド
パミン不足をきたし、錐体外路性運動障害が出現する変性疾患で、静止時振戦、筋強剛、
動作緩慢・無動、姿勢反射障害を四主徴とする。とくに、親指と示指で丸薬をこねるよ
うな振戦(丸剤製造様運動)は本症に特徴的である。他に、仮面様顔貌、縮目減少、脂
顔、小声で早口、前傾で四肢を屈曲した姿勢、小刻み歩行、すくみ足、突進歩行、方向
転換困難などが出現し、便秘や排尿障害、低血圧などの自律神経症状も合併する。高齢
者では痴呆の頻度が高い。補充療法である L-ドパが著効し、ドパミン受容体刺激薬、抗
コリン薬も有効である。病理学的には、中脳の黒質と橋の青斑核のメラニン含有神経細
胞の変性脱落と、残存神経細胞質内に出現する好酸性封入体が認められる。有病率は
10 万人あたり約 100 人である。病因は不明であるが、何らかの中毒物質の関与が推定さ
れている。(南山堂医学大辞典 18 版、1,659 頁)
【発生】
受精卵もしくは親の体に由来する原基が新しい個体に変化する過程(個体発生
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