よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-3-1 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (168 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_hukuhannou-utagai-houkoku.html
出典情報 第90回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第23回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(1/20)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

No

年齢
(接種
時)

性別

接種日

発生日
(死亡日)

ロット番号

接種回数

死因等
(報告者による見解・考察等)

基礎疾患等

報告書上の記載

1266

73歳



2021年9月29日

2021年10月3日

FH0151

1回目

アルツハイマー型認知症で精神科病院入院中。
薬物療法により精神症状は概ね安定し、1ヶ月以上
薬剤の変更は行っていなかった。併用薬はバルプロ
酸ナトリウムシロップ、酸化マグネシウム、リンゼス、
メマンチン
接種当日は接種部位の熱感あるが疼痛の訴えな
し。接種翌日は特に変化無し。接種2日後夜嘔吐あ
り。腹部やや膨満しているが排便はあった。接種3日
後嘔吐あり。排便大量にみられ、腹壁緊張みられ
ず。嘔気・嘔吐ないが、心窩部から下腹部にかけて
膨満あり。腸蠕動音微弱。37度台の微熱。接種4日
後朝から38度台の発熱あり、血圧も80/40に低下。
問いかけには発語あるが疎通不可。腹部膨満は続く
が嘔気・嘔吐なし。救急搬送直前に嘔吐あり、心停
止に至り、心肺蘇生法が行われながら救急搬送とな
る。

専門家による評価【令和4年12月16日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査

因果関係
(報告医評価)

他要因の可能
性の有無
(報告医評価)

対応するMedDRA PT

腸管虚血
急性腸間膜虚血症の疑い
窒息の疑い
※「血栓症(血栓塞栓症を含む。)
(血小板減少症を伴うものに限
る。)」疑いとして報告
(~11/12の情報に基づく)

窒息

不明
→血液検査(血
液検査は肝機能
障害、腎機能障
害、C反応性蛋白
上昇、好中球増
加を示し、いずれ
評価不能
も軽度、血小板
数:22.7x10^4/uL
(平時:20前後
x10^4/uL))

有(嘔吐物を誤
嚥・窒息して心
停止に至った可
能性がある。)

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

γ

コメント

血小板減少を新たに発症しておらずブライトン分類を「5」
と評価します。

専門家による評価【令和5年1月20日時点】

評価に用いた報告内容注2

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

γ

コメント
資料番号

血小板減少を新たに発症しておらずブライトン分類を「5」
と評価します。

※~11/11から変更なし。

※~12/16から変更なし。

ワクチン接種翌日の発熱や倦怠感は既知の副反応として
いいと考えます。死因となった呼吸停止や心肺停止、心
血管虚脱については評価するに足る情報はありません。
しかし、接種後の期日が短いとはいえ、若年者が急死し
てることからワクチンが心筋炎(劇症型)を引き起こした可
能性については否定できないと考えます。

ワクチン接種翌日の発熱や倦怠感は既知の副反応として
いいと考えます。死因となった呼吸停止や心肺停止、心
血管虚脱については評価するに足る情報はありません。
しかし、接種後の期日が短いとはいえ、若年者が急死し
てることからワクチンが心筋炎(劇症型)を引き起こした可
能性については否定できないと考えます。

(~12/3の情報
に基づく)

(~12/3の情報に基づく)

注4

1267

36歳



2021年10月4日

2021年10月7日

FK0108

2回目

1回目接種:9月13日コミナティ筋注 FD0349 ファイ
ザー(株)、体温36.8℃、アレルギー歴なし、体調不良
なし
予診票での留意点はなし。
接種翌日夕方から39度台の発熱と倦怠感あり。解
不明
熱剤(ロキソニン)を服用。接種2日後は37度台とな
る。その後就寝し、翌朝呼吸停止しているところを発
見された。

不明

(~11/12の情報に基づく)

不明
→死亡時画像診
断(原因となる所 関連あり(接種
見は指摘できな 医療機関)
かった。)
評価不能(搬送
※搬送先医療機 先医療機関)
関からの情報に
基づく
(~11/12の情
報に基づく)
(~11/12の情報
に基づく)

無(接種医療機
関)
有(他要因の可
能性も否定はで
きないが、現状
況での判断は
不可。)

γ

※~11/11から変更なし。

(~11/12の情
報に基づく)

高血圧症
1268

1269

1270

48歳

65歳

77歳







2021年10月1日

7月末

2021年6月24日

2021年10月5日

2021年10月1日

2021年8月6日

FJ7489

不明

EX3617

2回目

2回目

2回目

※他要因の可能性の有無の項に、「高血圧症」と記
載あり。

脳幹部出血

基礎疾患等は不明。
入浴中に、死亡しているところを発見された。報告医 脳卒中の可能性が高い
師は、状況から、脳卒中の可能性が高いと判断。

既往歴に心房細動、経皮的冠動脈インターベーショ
ン(PCI)
併用薬:アセチルサリチル酸/ランソプラゾール(タケ
ルダ配合錠)
ワクチン接種の30分後に心房細動及び心肺停止を
発症し、気管挿管及び除細動が2回実施された。自
発呼吸が確認され、その日に他の医療機関へ搬
送。その後、状態回復し一般病棟で療養を続けてい
たが、入院中に間質性肺炎が増悪。
(~10/7の情報に基づく(集計・専門家評価対象期
間(~9/4)後に報告された内容))

脳幹出血

脳血管発作

評価不能

不明

関連なし

有(高血圧症)

不明

状態悪化

カテーテル検査
(実地したところ、
左前下行枝のス
テント内閉塞がみ
られたが、側副血
行路がすでにで
きており、急性閉
塞というよりは慢
性閉塞を思わせ
る所見が認めら
れた。その結果、
陳旧性梗塞に伴
い壊死心筋から 評価不能
発症した致死性
不整脈と考えら
れた。)、血液検
査、血液ガス検
査、X線、CT

不明

(~12/24の情報
に基づく(集計・
専門家評価対象
期間(~12/5)後
に報告された内
容))

不明
→35歳

不明
→男

1271
(~
→報告者に (~12/3 12/3 2021年3月17日
より取り下げ の情報 の情
に基づ 報に
く)
基づ
く)

不明
→EP2163
2021年9月26日

(~12/3の
情報に基
づく)

2回目

不明
→病歴、併用薬はなし。
2021年2月24日に1回目接種(コミナティ筋注、
EP2163)
不明
2021年9月24日(ワクチン2回目接種後約6か月後)ま
→虚血性心疾患
で通常どおり勤務していたことが確認されているが、
2021年9月27日に職場に現れず、連絡も取れなかっ
(~12/3の情報に基づく)
たことを契機に、自宅で倒れているところを発見され
た。

γ

γ

(コメント無し)
※~11/11から変更なし。

入手できる情報は不十分であるが、ワクチンによる副反
応とは考えにくい。

※~12/16から変更なし。

γ

γ

※~11/11から変更なし。

間質性肺炎増悪、急性冠動脈症候

(~12/24の情報に基づく(集計・専
門家評価対象期間(~12/5)後に報
告された内容))

不明

γ

心筋虚血

不明

不明

(~12/3の情報に基づく)

168

不明

γ

(コメント無し)
※~11/11から変更なし。

(コメント無し)
※~12/16から変更なし。

入手できる情報は不十分であるが、ワクチンによる副反
応とは考えにくい。
※~12/16から変更なし。

γ

(コメント無し)
※~12/16から変更なし。

症例No