資料1-3-1 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (205 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_hukuhannou-utagai-houkoku.html |
出典情報 | 第90回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第23回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(1/20)《厚生労働省》 |
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年齢
(接種
時)
性別
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
接種回数
死因等
(報告者による見解・考察等)
基礎疾患等
報告書上の記載
1461
87歳
女
2022年2月10日
2022年2月11日
FJ5929
3回目
基礎疾患:慢性心不全、高血圧症、心房細動、脂質
異常症、うつ病、逆流性食道炎、便秘、不眠症、心 状態悪化
疾患、心臓血管疾患、アレルギーなし。
既往歴:僧帽弁形成術(平成18年)、両側大腿骨頸部
骨折(令和2年手術)、良性発作性頭位めまい症(令和
3年3月)
内服薬:メインテート2.5mg 0.5錠、サインバルタカプ
セル20mg 2cap、アトルバスタチン5mg 1錠、リクシ
アナOD30mg 1錠、タケキャブ10mg 1錠、マグミット
330mg 1錠、デエビゴ5mg 1錠、エンレスト200mg 2
錠
接種後、著変はなく、通常どおり就寝した。接種翌日
未明、胸部不快感と倦怠感の訴えがあったが、重篤 心筋炎
感はなかったため、ベッド上安静で経過観察とした。
朝の巡回時に死亡している状態で確認されたため症
状は不明。死亡確認時の状態は、口唇チアノーゼ及
び顔面浮腫あり。
ワクチン接種前の診察で慢性心不全がやや増悪し
てきている印象があった(数日前からの呼吸苦とめ
まいの訴えがあった。聴診で軽度の湿性ラ音が聴取
された)が、24時間以内に急変するほどの重篤な状
態ではなかった。
急性心筋梗塞
(~5/13の情報に基づく)
1462
1463
67歳
87歳
女
男
2022年2月2日
2022年1月31日
2022年2月9日
2022年2月15日
不明
FK8562
1回目
3回目
専門家による評価【令和4年12月16日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
因果関係
(報告医評価)
他要因の可能
性の有無
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
専門家による評価【令和5年1月20日時点】
評価に用いた報告内容注2
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
資料番号
状態悪化
不明
→血液検査
評価不能
心筋炎
(~5/13の情報
に基づく)
有(ワクチン接
種前の診察で
数日前からの
呼吸苦とめまい
の訴えあり。聴
診で右下肺野
に軽度の湿性
ラ音が聴取され
た。バイタルサ
インは著変なし
(意識清明、体
温36.6℃、血圧
180/80mmHg、
脈拍52bpm、
SpO2 94%))
γ
死亡に至るまでの客観的なデータや所見が不足している
※~11/11から変更なし。
γ
死亡に至るまでの客観的なデータや所見が不足している
※~12/16から変更なし。
急性心筋梗塞
(~5/13の情報に基づく)
感染性心内膜炎で2021年6月21日Cabrol手術施行
1回目接種5日後、動悸を自覚。その後、徐々に息切
不明
れを自覚した。接種7日後、病院を受診。超音波心
→心筋炎
臓検査法にて、心尖部運動低下であった。血液検査
にてクレアチンキナーゼ上昇があった。X-p検査中に
心筋炎
(~3/18の情報に基づく(集計・専
心停止となり、そのまま死亡した。
門家評価対象期間(~2/20)後に報
告された内容))
(~3/18の情報に基づく(集計・専門家評価対象期
間(~2/20)後に報告された内容))
バイアスピリン内服中
右総腸骨大動脈瘤、肺気腫、高血圧、認知症、高脂
血症、内頚動脈狭窄症、閉塞性動脈硬化症
(ASO)、腹部動脈瘤
併用薬:アリセプト、クレストール、抑肝散、セロクエ
不明
ル、グラマリール、ノルバスク、アジルバ
3回目接種15日後、意識消失。搬送後死亡。死亡時
の状況は不明。
不明
レントゲン検査、
血液検査(クレア
チンナーゼ上
昇)、心エコー(心
尖部運動低下)
(~3/18の情報
に基づく(集計・
専門家評価対象
期間(~2/20)後
に報告された内
容))
不明
関連あり
無
γ
心筋炎と診断するには情報が少なく、困難である。また、
心筋炎は市中感染症などを契機として自然発生すること
が知られている疾患であり、ワクチンによる心筋炎なの
か、ワクチンとは関係の無い自然発生した心筋炎なのか
を判別することは困難である。以上から、ワクチンとの因
果関係を有と判断することはできないと考えた。
γ
※~11/11から変更なし。
評価不能
有(総腸骨動脈
瘤、心血管系リ
スク高い)
γ
無
γ
発症形式からは動脈瘤破裂の方が可能性高い。
※~11/11から変更なし。
心筋炎と診断するには情報が少なく、困難である。また、
心筋炎は市中感染症などを契機として自然発生すること
が知られている疾患であり、ワクチンによる心筋炎なの
か、ワクチンとは関係の無い自然発生した心筋炎なのか
を判別することは困難である。以上から、ワクチンとの因
果関係を有と判断することはできないと考えた。
※~12/16から変更なし。
γ
発症形式からは動脈瘤破裂の方が可能性高い。
※~12/16から変更なし。
(~4/13の情報に基づく)
1464
62歳
男
2021年8月25日
2021年8月27日
FF2782
2回目
統合失調症で通院中。最近精神状態は落ち着いて
おり、週2~3回のデイケアに定期的に来ていた。統
合失調症感情障害、不安症、高血圧症、膝の痛み、
変形性関節症
併用薬:ロドピン、バルプロ酸ナトリウム、クエチアピ
ン、ロラゼパム、アムロジン、カンデサルタン、インド
メタシン
8月4日新型コロナワクチン1回目接種(コミナティ筋
注、FD1945)
2回目接種当日、デイケアに参加するが異常なし。
熱中症
接種翌日、少し怠そうなくらいで他の体調不良なし。
接種2日後、道で倒れているところを発見。救急車到
着するも熱はどんどん上がり、最高42度まで上昇し
た。約1時間後に病院に搬送され、到着時はまだ心
臓が動いていたが、ICUに運ばれる間に心肺停止と
なり、救命処置がされるが意識は戻らず。死亡確認
された。
熱中症
解剖(熱中症の
診断)
(~4/13の情報に基づく(集計・専門家評価対象期
間(~3/20)後に報告された内容))
205
評価不能
(コメント無し)
※~11/11から変更なし。
γ
(コメント無し)
※~12/16から変更なし。
症例No