資料1-3-1 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (237 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_hukuhannou-utagai-houkoku.html |
出典情報 | 第90回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第23回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(1/20)《厚生労働省》 |
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年齢
(接種
時)
性別
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
接種回数
死因等
(報告者による見解・考察等)
基礎疾患等
報告書上の記載
専門家による評価【令和4年12月16日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
因果関係
(報告医評価)
他要因の可能
性の有無
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
専門家による評価【令和5年1月20日時点】
評価に用いた報告内容注2
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
資料番号
症例No
悪性リンパ腫
スチル病
不明
→FK0595
2022年2月6日
1611
67歳
女
(~7/8の情報に
基づく)
2022年4月26日
(~7/8の
情報に基
づく)
3回目
病歴:両側白内障手術、骨粗鬆症、輸血、喫煙歴あ
り
2022年2月6日又は2月7日に、3回目接種。2月9日か
ら、発熱しなかなか解熱せず受診。成人発症スチル
病の診断。プレドニゾロンやトシリズマブを投与する
も難治。経過の中で、サイトメガロウイルス感染をき
たした。肝不全が疑われ、4月21日、報告医療機関
へ転院。転院時、凝固異常があり、頭部CT撮像にて
脳出血併発が判明。その後他界された。
悪性リンパ腫、凝血異常、発熱、サ サイトメガロウイルス感染
イトメガロウイルス感染、肝不全、
脳出血
肝不全
(~9/2の情報に基づく(集計・専門
家評価対象期間(~8/7)後に報告
された内容))
凝血異常
頭部CT、解剖、
血液検査、結腸・
食道胃十二指腸
内視鏡検査、尿
評価不能
検査
不明
γ
(コメント無し)
※~11/11から変更なし。
γ
(コメント無し)
※~12/16から変更なし。
(~7/8の情報に
基づく)
(~7/8の情報に基づく)
脳出血
発熱
間質性肺疾患
1612
62歳
女
2022年2月11日
2022年4月9日
不明
3回目
薬・食べ物・その他製品にアレルギーなし。その他病
歴なし。併用薬なし
2021年7月と8月にコミナティを接種し、大きな副反応
なし。
3回目接種後微熱を発症した。接種6日後、手と肘の
後ろに紅斑を発症した。椅子から立ち上がるのが困
難になり始め、接種13日後、指の腫れが悪化し、救
急外来を受診。CTで間質性肺炎と診断された。接種
19日後に、手と肘の両方にゴットロン徴候、手のひら
に逆ゴットロン徴候、爪周囲紅斑、筋肉痛、抗MDA5
抗体陽性を認め、皮膚筋炎と診断された。低酸素血
症を呈した。定期的な健康診断で、糖尿病と診断さ
れたことはなかったが、抗GAD抗体(225.8U/mL)が
陽性で緩徐進行1型糖尿病と診断された。皮膚筋炎
性間質性肺炎を発症。経過中に緩徐進行1型糖尿
病も併発した。
皮膚筋炎性間質性肺炎に対して、ステロイド、シクロ
ホスファミド静注療法、タクロリムスの治療を受け、
血漿交換療法も行った。ワクチン接種前の時点で
COVID-19と診断されず。接種後46日目に脳梗塞を
発症。接種57日後呼吸不全で死亡、死因は間質性
肺炎であった。
呼吸不全
不明
不明
→CT、血液検査 →関連あり
皮膚筋炎性間質性肺炎、低酸素
症、1型糖尿病
(~6/10の情報に基づく(集計・専 皮膚筋炎
門家評価対象期間(~5/15)後に報
告された内容))
(~6/10の情報
に基づく(集計・
専門家評価対象
期間(~5/15)後
に報告された内
容))
(~6/10の情報
に基づく(集計・ 不明
専門家評価対
象期間(~
5/15)後に報告
された内容))
γ
各イベントの発症日の整合性が取れていない。診断に至
る経過期間から緩徐進行1型糖尿病という診断はできな
いのではないか。
γ
(コメント無し)
低酸素症
(~6/10の情報に基づく(集計・専門家評価対象期
間(~5/15)後に報告された内容))
1型糖尿病
1613
81歳
女
2022年2月24日
2022年3月23日
FK0595
3回目
パーキンソン病(2010年~、 2019年1月15日から入
院、パーキンソン病のために全臥床状態)、肥満、脂
質異常症
3回目接種翌日午後、左下肢(足関節~足趾)に疼
痛を発現し、暗紫色に色調変化が出現した。左膝窩
動脈以遠で触知できなかった。ABI(足関節上腕血
圧比)は、測定不能であった(右は1.08で基準値
内)。超音波検査では左膝窩動脈内に血栓が認めら
れ、急性下肢動脈閉塞と診断された。接種11日後、
皮膚の潰瘍形成、滲出液があった。血液検査で白
誤嚥性肺炎
血球の上昇があり、虚血肢の感染が疑われたため、
セファゾリンの点滴を開始した。接種12日後、メロペ
ネムに変更した。下肢虚血の改善が得られなかっ
た。接種14日後、血栓除去を行い、足先までの血行
再建に成功した。皮膚の状態が悪く、膝下で切断し
た。その後(日付記載なし)、誤嚥性肺炎を併発し
た。
誤嚥性肺炎
下肢超音波検査
(左膝窩同脈に
血栓あり)、ABI検
査、血液検査、細
菌培養 (左足趾 評価不能
浸潤液により
MRSA 3+)、
Covid-19 抗原検
査(陰性)
(~6/10の情報に基づく(集計・専門家評価対象期
間(~5/15)後に報告された内容))
237
無
γ
(コメント無し)
※~11/11から変更なし。
γ
(コメント無し)
※~12/16から変更なし。
資料1-2-2-1 18178