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資料1-3-1 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (244 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_hukuhannou-utagai-houkoku.html
出典情報 第90回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第23回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(1/20)《厚生労働省》
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No

年齢
(接種
時)

性別

接種日

発生日
(死亡日)

ロット番号

接種回数

死因等
(報告者による見解・考察等)

基礎疾患等

報告書上の記載

1639

63歳



2022年4月21日

2022年4月22日

FR4768

3回目

予診票での留意点は詳細不明
病歴:双極性障害
併用薬:ベルソムラ、アーテン、ピーゼットシー、リー
マス、コントミン、デパケンR、酸化マグネシウム、ア
ミティーザ
3回目接種当日夜の電話では「特に体調も悪くなって
ない」。これ以降電話に出ず。接種3日後にトイレで
死亡しているところを発見。接種翌日午前頃の死亡
と推定された。
接種4日後で、行政解剖。脂肪肝、肝線維症あり。血 急性心機能不全
中から向精神薬が検出されるも微量であり、急死の
所見以外死因となる疾患、外因が指摘できなかっ
た。
状況からアナフィラキシーショックは考えにくいが、心
筋炎、心膜炎、血栓症の所見は明らかでない。その
他明らかに死因と言える所見なし。

専門家による評価【令和4年12月16日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査

因果関係
(報告医評価)

他要因の可能
性の有無
(報告医評価)

対応するMedDRA PT

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

コメント

専門家による評価【令和5年1月20日時点】

評価に用いた報告内容注2

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

コメント
資料番号

解剖、血液検査、
CT
急性心不全

(~7/8の情報に
評価不能
基づく集計・専門
家評価対象期間
(~6/12)後に報
告された内容))

無(死因となる
病気、外因が指
摘できない)

γ

有(現疾患によ
るもの、感染等)

γ

(コメント無し)
※~11/11から変更なし。

γ

(コメント無し)
※~12/16から変更なし。

(~7/8の情報に基づく(集計・専門家評価対象期間
(~6/12)後に報告された内容))

1640

16歳



2021年8月11日

2022年2月

FD0889

1回目

病歴:小児期脳変性疾患、寝たきりで人工呼吸器管
理(生後3か月頃、単純気管切開、人工呼吸器、胃ろ
う造設術後、尿カテーテル留置)、もともと体調はよく
なかった。重症心身障害児者、カルニチン欠乏、便
秘、てんかん発作
接種前(1か月前)より、肺炎を生じ、胸水貯留を認め
ることがあった、全身状態不良による腸管機能不全と
なっていた。
併用薬:リザベン、ミヤBM、ビタミンB6、リオレサール、
ダントリウム、ソリタ-T2号、エルカルチンFF、カルボ
システイン、アンブロキソール、大建中湯、グーフィ
ス、イーケプラ、モビコール、テルネリン、バクタ、クラ
原因不明の死亡、胸水
リシッド
2021年8月11日1回目接種。接種1日後から、胸水の
増加や炎症反応高値あり感染兆候が認められ、バク
テリアルトランスロケーションによる感染または肺炎随
伴性胸水が疑われた。腹部膨満、胆汁性胃残を発現
し一旦軽快したものの、接種後1ヶ月後には消化不良
(消化管機能不全:腸麻痺)となり、尿路感染や肺炎な
どの感染を頻回した。2回目接種は家族が希望せず。
接種4ヶ月後、急性膵炎を発症し、その後、敗血症を
起こし循環不全を起こし転院。転院先で一旦状態は落
ち着いたが、再度尿路感染を起こしていた。
2022年2月(接種186日後)に亡くなった。

不明

不明

評価不能

原病の進行による死亡とも考えるが、情報が不足してい
る。

γ

※~11/11から変更なし。

原病の進行による死亡とも考えるが、情報が不足してい
る。
※~12/16から変更なし。

胸水

抗好中球細胞質抗体陽性

1641

76歳



2021年6月29日

2022年3月7日

FA5765

2回目

2019年9月頃から腰部脊柱管狭窄のため歩行器が
必要であったが症状は安定していた。2019年9月に
転倒したことがきっかけで上下肢筋力低下が進んだ
ため、10月13日受診。上下肢の近位筋筋力低下で
PR3NCA陽性であった。脊椎のMR画像に変化はな
かった。症状の進行が認められ2月4日に入院。この
時点では自力歩行可能だった。2月10日、臥床から
①PR3-ANCA陽性
起きられない。上下肢近位筋筋力低下と球麻痺は
②血管炎症候群
進行が急激でステロイドパルス、ガンマグロブリン点
③リンパ球減少症
滴を施行するが反応なし。3月7日(接種251日後)、
呼吸筋麻痺による心不全で死亡。
ステロイド開始前の採血でリンパ球減少とフェリチン
高値を認め、ワクチン副反応疑い症例に高頻度に認
められる異常を認めた。2月からの急性増悪は変性
疾患としては説明困難で、PR3ANCAとの関連を示
唆すると考えられた。

血管炎

リンパ球減少症

血液検査、MRI

呼吸不全

呼吸麻痺

244

関連あり

不明

γ

(コメント無し)
※~11/11から変更なし。

γ

(コメント無し)
※~12/16から変更なし。

症例No