資料1-3-1 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (248 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_hukuhannou-utagai-houkoku.html |
出典情報 | 第90回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第23回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(1/20)《厚生労働省》 |
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年齢
(接種
時)
性別
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
接種回数
基礎疾患等
死因等
(報告者による見解・考察等)
報告書上の記載
1656
※No.1640と
同一の症例
16歳
につき、
No.1640に統
合
女
2021年8月11日
2022年2月13日
FD0889
1回目
重症心身障害児、多剤内服、1ヶ月前に肺炎、胸水
貯留あり。
1回目接種30分後より、接種部に発赤を認めた。接
種翌日より腹部膨満、胸水増加、感染兆候を認め
た。Bacterial translocationによる感染又は肺炎随伴
性胸水を疑ったが、コロナワクチン接種後直後であ
り関連も疑われた。2回目接種は家族が希望せず。
2021年9月(接種1か月後)より腸管機能不全となる
ことが増え、さらに尿路感染や肺炎などの感染を頻 胸水、腹水、尿路感染症
回に起こした、2021年12月(接種4か月後)に急性膵
炎を発症。その後敗血症を起こし、循環不全を起こ
したため転院。転院先で一旦状態は落ち着いたが、
再度尿路感染症を起こし接種186日後に死亡確認。
重症心身障害児であり感染も頻回に起こす児である
が、接種後の症状から体調をずっと崩しており、一連
の症状の引き金となった可能性があると考えられ
る。
専門家による評価【令和4年12月16日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
因果関係
(報告医評価)
他要因の可能
性の有無
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
専門家による評価【令和5年1月20日時点】
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
評価に用いた報告内容注2
コメント
資料番号
評価中
評価中
不明
評価不能
有(現疾患によ
るもの、感染等)
頭部CT、胸部
CT、腹部CT
評価不能
有(虚血性疾患
後の重症心機
能低下)
評価中
心筋虚血
1657
70歳
女
2022年6月22日
2022年6月22日
FP9647
3回目
ロキソニンでアナフィラキシー
基礎疾患:糖尿病
既往歴:下垂体腺腫(保存的)、閉塞性動脈硬化症
(左右腸骨動脈狭窄、浅大腿動脈閉塞、経皮的血管
形成術(2022年6月3~4日))、心不全、虚血性心疾
患(2019年6月診断)、高血圧
併用薬:グルメピリド、トレシーバ、ノボラピッド、バイ
アスピリン、クロピドグレル、アムロジン、ユートリル、
チラージン、ネキシウム
虚血性心疾患による重症心機能低
接種約40分後、突然の体調変化にて来院(ワクチン
下、心不全の増悪、蘇生後脳症
接種後は通常の2倍の30分の会場内経過観察の
心不全
後、退出)。来院時、呼吸停止、血圧測定不能。脈は
(~8/5の情報に基づく)
70、心肺蘇生法を開始し、除細動実施。昇圧剤を使
用し、心拍再開確認。瞳孔は両側散大、対光反射な
し。頭部CT、胸部CT、腹部CTでは心拡大著明、肺
に間質性浸潤影。下垂体腫瘍あり。自発呼吸は一
時的に出現したが、徐々に消失。接種約9時間後以
降は、昇圧剤に反応せず。接種約10時間後に死亡。
γ
背景に低心機能があるなかでの症状であり、ワクチンの
成分が今回の事象を生じたと判断することは極めて困難
である。また、病理解剖がなされていない中で因果関係を
証明することは困難と判断した。
※~11/11から変更なし。
(~8/5の情報に基づく(集計・専門家評価対象期間
(~7/10)後に報告された内容))
蘇生後脳症
248
γ
背景に低心機能があるなかでの症状であり、ワクチンの
成分が今回の事象を生じたと判断することは極めて困難
である。また、病理解剖がなされていない中で因果関係を
証明することは困難と判断した。
※~12/16から変更なし。
症例No