資料1-3-1 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (238 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_hukuhannou-utagai-houkoku.html |
出典情報 | 第90回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第23回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(1/20)《厚生労働省》 |
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年齢
(接種
時)
性別
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
接種回数
基礎疾患等
死因等
(報告者による見解・考察等)
報告書上の記載
1614
1615
75歳
38歳
女
男
2021年8月(日付
不明
不明)
2022年2月27日
2022年3月3日
不明
不明
2回目
3回目
専門家による評価【令和4年12月16日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
因果関係
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
遠隔転移を伴う乳がん、乳がん手術(2019年12月)、
化学療法歴あり。
ヘノッホ・シェーンライン紫斑病(IgA
ヘノッホ・シェーンライン紫斑病
2回目接種14日後に、紫斑が発症し、IgA血管炎と診 血管炎)
断された。
上部消化管内視
鏡検査(十二指
腸多発びらん)、
病理学的検査
(粘膜下層に細
血管壁フィブリノ
イド壊死や好中
球浸潤を認め
た)、皮膚生検
不明
(真皮浅層から中
層の血管に好中
球浸潤や血管壁
フィブリノイド壊死
を認めた)、尿蛋
白増加(尿中蛋
白/クレアチニン
比:6.9g/gCr(治
療前3.6g/gCr))
急性心不全
病歴:花粉症、軽度脂肪肝
併用薬:季節性アレルギーのためオロパタジン服用
中
3回目接種翌日に38℃の発熱があり、接種2日後に
は37℃になっていた。夜、仰向けで倒れているところ 不整脈等を含めた意味の急性心機
を発見され救急要請。搬送後に死亡が確認された。 能不全
解剖が実施され、死因は急性心機能不全と推定さ
れたが、ワクチンとの因果関係は不明。
解剖(解剖所見
上明らかに死因
となり得る損傷や
疾患を認めず、
不整脈等を含め
た意味の急性心
機能不全が生じ
た可能性が最も
高い。心筋炎や
評価不能
血栓形成など、
積極的にワクチ
ン関連死を疑う所
見は認めな
い。)、血液検
査、X線
(~7/8の情報に基づく)
他要因の可能
性の有無
(報告医評価)
不整脈
不明
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
γ
コメント
接種日の進行乳癌に対する治療およびその影響による
免疫能、全身状態が不明。
専門家による評価【令和5年1月20日時点】
γ
※~11/11から変更なし。
無
γ
(コメント無し)
※~11/11から変更なし。
評価に用いた報告内容注2
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
資料番号
接種日の進行乳癌に対する治療およびその影響による
免疫能、全身状態が不明。
※~12/16から変更なし。
γ
(コメント無し)
※~12/16から変更なし。
(~7/8の情報に
基づく)
1616
43歳
男
2022年5月7日
2022年5月7日
(推定)
FP9647
3回目
糖尿病、肥満治療中
併用薬:カナグル、ジャヌビア、メトホルミン、ウルソ
3回目接種当日の突然死。
心筋炎
心筋炎、心膜炎の疑い
検案
評価不能
不明
γ
(コメント無し)
※~11/11から変更なし。
γ
(コメント無し)
※~12/16から変更なし。
心膜炎
心筋炎
1617
61歳
女
2022年2月8日
2022年2月19日
FJ5929
3回目
2018年~胸腺腫(ステージ4)、放射線治療(~2021年
4月)
2020年1月脳卒中、5月失神
3回目接種後から体調悪化。接種翌日早朝自宅廊
心筋炎、心膜炎、心内膜炎、冠動
下に倒れていた。
脈狭窄
解剖の結果、前縦隔を占拠する胸腺腫あり。心嚢心
外膜へ浸潤あり。心筋炎については、脚などの伝導
系を含め障害されており、胸腺腫の浸潤だけで説明
できず。
心膜炎
心内膜炎
冠動脈狭窄
解剖(中毒性心
筋炎、胸腺腫の
浸潤と混在。心
外膜、心内膜に
やや強く、心室中
隔心基部、房室
評価不能
結節、冠状動脈
周囲に斑状にマ
クロファージ、リン
パ球主体の炎症
細胞浸潤あり)、
CT、血液検査
有(胸腺腫、胸
腺癌)
γ
有(虚血性心疾
患)
γ
(コメント無し)
※~11/11から変更なし。
γ
(コメント無し)
※~12/16から変更なし。
心筋梗塞
1618
74歳
男
2022年2月12日
2022年2月14日
不明
3回目
詳細不明だが、2020年4月17日~7月17日に
COVID-19肺炎で入院。一時歩行困難であった
(COVID-19 肺炎感染時低酸素血症による脳虚血性
病変と矛盾しない)、以降、痙攣発作が出現し、イー
ケプラ内服中
高血圧でノルバスク、ヘパリン
3回目接種翌日朝、37.8℃。接種2日後未明嘔吐。痙
攣し、心肺停止、病院で死亡確認。
解剖所見:右冠動脈(#2)器質化血栓100%狭窄。左
冠動脈主幹部に粥腫内出血95%狭窄。左冠動脈前
下行枝(#7)に粥腫破綻75%狭窄。後側壁陳旧性心
筋梗塞。前壁中隔に亜急性心筋梗塞あり。
(~7/8の情報に基づく(集計・専門家評価対象期間
(~6/12)後に報告された内容))
心筋虚血
亜急性心筋梗塞、虚血性心疾患、
右冠動脈狭窄、血栓症、痙攣発作
(~7/8の情報に基づく(集計・専門
家評価対象期間(~6/12)後に報告
された内容))
冠動脈狭窄
血栓症
解剖、血液ガス
分析、血液検査
(D-ダイマー高
値)、CT、SARSCoV-2(陰性)、X
線
評価不能
(~7/8の情報に
基づく(集計・専
門家評価対象期
間(~6/12)後に
報告された内
容))
痙攣発作
238
剖検にて心臓に陳旧性の変化がみられることから現病の
可能性があるが、ワクチン接種時の症例の心臓に関する
情報が不足している。
※~11/11から変更なし。
γ
剖検にて心臓に陳旧性の変化がみられることから現病の
可能性があるが、ワクチン接種時の症例の心臓に関する
情報が不足している。
※~12/16から変更なし。
症例No