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資料１－３－1 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要（コミナティ筋注） (216 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_hukuhannou-utagai-houkoku.html |
| 出典情報 | 第90回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和４年度第23回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会（合同開催）（1／20）《厚生労働省》 |
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Ｎｏ
年齢
（接種
時）
性別
接種日
発生日
（死亡日）
ロット番号
接種回数
死因等
（報告者による見解・考察等）
基礎疾患等
報告書上の記載
1515
73歳
男
2022年3月2日
2022年3月5日
不明
3回目
予診票での留意点は不明
病歴：動脈硬化症、C型肝炎、脳梗塞
新型コロナワクチン1回目接種（2021年7月、コミナ
ティ筋注）、2回目接種（2021年8月3日、コミナティ筋
注）。1回目、2回目は接種部位の疼痛以外に自覚的
副作用はなかった。3回目接種当日から気分不快を
訴えており、接種翌々日に急性大動脈解離を発症し
て、心肺蘇生に反応せず死亡となった。
急性大動脈解離、脳梗塞、心タンポ
ナーデ
（～4/13の情報に基づく（集計・専 脳梗塞
門家評価対象期間（～3/20）後に報
告された内容））
（～4/13の情報に基づく（集計・専門家評価対象期
間（～3/20）後に報告された内容））
心タンポナーデ
1516
72歳
男
2022年2月26日
2022年3月5日
不明
3回目
因果関係
（報告医評価）
他要因の可能
性の有無
（報告医評価）
対応するMedDRA PT
大動脈解離
新型コロナワクチン1、2回目接種ともコミナティ筋注
心筋梗塞後(2003年）、高血圧、糖尿病、慢性閉塞性
肺疾患
併用薬：バイアスピリン、カンデサルタン、ヘルベッ
サーＲ、エクメット、スピオルト
３回目接種後当日、倦怠感あり。接種翌日朝が最終
確認。最終確認の10分後トイレで倒れているところを 不明
発見、救急要請。接触時心肺停止状態、心肺再開を
得られるも低酸素脳症あり。接種7日後に死亡確認
された。
専門家による評価【令和4年12月16日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
不明
→死亡時画像診
断（CT）、血液検
査、心電図、
Covid-19 PCR検
査（陰性）
関連あり
有（脳梗塞）
（～4/13の情報
に基づく（集計・
専門家評価対象
期間（～3/20）後
に報告された内
容））
ワクチンと死亡との
因果関係評価
（評価記号★）
γ
解剖、血液検査、
CT
不明
（～5/13の情報
に基づく（集計・ 関連あり
専門家評価対象
期間（～4/17）後
に報告された内
容））
有（心筋梗塞後
(2003年））
γ
コメント
報告医も指摘しているように基礎疾患として動脈硬化（脳
梗塞も）があり，急性解離性動脈瘤の発生リスク因子を有
している．このためワクチンとの直接的因果関係を本情報
のみから見出すことは困難
専門家による評価【令和5年1月20日時点】
評価に用いた報告内容注2
ワクチンと死亡との
因果関係評価
（評価記号★）
γ
コメント
資料番号
報告医も指摘しているように基礎疾患として動脈硬化（脳
梗塞も）があり，急性解離性動脈瘤の発生リスク因子を有
している．このためワクチンとの直接的因果関係を本情報
のみから見出すことは困難
※～11/11から変更なし。
※～12/16から変更なし。
ワクチン接種後に発現した心肺停止であり、時相的に因
果関係がある可能性はある。しかし、基礎疾患に糖尿病
や高血圧、心筋梗塞の既往があるため、これらの原因に
より心肺停止を発現した可能性も否定できない。突然の
心肺停止発現であり、発現時点のバイスタンダーはなく検
査結果等もないため、因果関係を明らかにすることは困
難である。更なる検討のために剖検結果が待たれる。
ワクチン接種後に発現した心肺停止であり、時相的に因
果関係がある可能性はある。しかし、基礎疾患に糖尿病
や高血圧、心筋梗塞の既往があるため、これらの原因に
より心肺停止を発現した可能性も否定できない。突然の
心肺停止発現であり、発現時点のバイスタンダーはなく検
査結果等もないため、因果関係を明らかにすることは困
難である。更なる検討のために剖検結果が待たれる。
γ
※～11/11から変更なし。
※～12/16から変更なし。
（～5/13の情報に基づく（集計・専門家評価対象期
間（～4/17）後に報告された内容））
1517
83歳
男
2022年2月25日
2022年2月26日
不明
3回目
予診票での留意点は不明
2/25にワクチン3回目接種（伝聞）。3回目接種翌日
に心肺停止状態で発見され、病院搬送。蘇生に反
応せず、死亡確認された。異常死として警察に届け
出し、検視。不整脈（推定）で意識消失し、溺水し死
亡したものと判断した。
不整脈
不整脈、溺水
検視
評価不能
有（不整脈(推
定））
γ
有（慢性腎不
全、慢性心不
全）
γ
（コメント無し）
※～11/11から変更なし。
γ
（コメント無し）
※～12/16から変更なし。
溺水
1518
71歳
男
2022年3月2日
2022年3月3日
FM3289
3回目
慢性心不全、糖尿病、高血圧症、慢性腎不全、腹膜
透析、血液透析、腎症、逆流性食道炎、虚血性脳血
管障害、不眠症、高リン血症、腎性貧血、腰痛症、
二次性副甲状腺機能亢進症、便秘症
併用薬：アジルバ、ニフェジピン、トラゼンタ、ラベプ
ラゾール、ボグリボース、腸溶性アセチルサリチル
酸、エチゾラム、炭酸ランタン、沈降炭酸カルシウ
ム、リオナ、エベレンゾ、大黄甘草湯、ロキソプロフェ
ン、オルケディア
平成28年8月より糖尿病腎症による腎不全のため透
急性心臓死疑い
析開始。当初は腹膜透析のみで行っていたが、令和
元年10月16日より血液透析を併用し、週1回透析を
行っていた。
3回目接種翌日の血液透析時は異常なく、訴えな
し。接種2日後に家族が浴室で倒れているところを発
見。検視にて死亡推定時刻は接種翌日夜。死因は
急性心臓死疑い。
心臓死
検視
評価不能
（コメント無し）
※～11/11から変更なし。
γ
（コメント無し）
※～12/16から変更なし。
（～4/13の情報に基づく（集計・専門家評価対象期
間（～3/20）後に報告された内容））
1519
70歳
女
2021年6月20日
2021年7月1日
FA5765
2回目
真性多血症で通院中。JAK2阻害剤、抗血小板剤
（アスピリン）内服中。そのため原疾患から血管イベ
ント（血栓症、出血）の合併症のリスクは想定され
る。
左視床出血
2回目接種5日後、異常あり家人に連絡し、救急搬送
された。CTで左視床出血と診断された。緊急手術を
施行したが止血困難な状態であった。
視床出血
CT
評価不能
216
有（元々、真性
多血症で血液
内科に通院中。
JAK2阻害剤、
抗血小板剤（ア
スピリン）の内
服中。そのため
脳出血のリスク
は疾患自体か
らも可能性は充
分あると想定さ
れる。）
γ
基礎疾患に対してJAK阻害剤およびアスピリンを内服中
であり、手術所見からは止血困難であったことが示唆され
る。服用中の薬剤が致死的な脳出血の発生に関係した可
能性が高い。ワクチン接種が経過に与えた影響は不明で
ある。
※～11/11から変更なし。
γ
基礎疾患に対してJAK阻害剤およびアスピリンを内服中
であり、手術所見からは止血困難であったことが示唆され
る。服用中の薬剤が致死的な脳出血の発生に関係した可
能性が高い。ワクチン接種が経過に与えた影響は不明で
ある。
※～12/16から変更なし。
症例No
年齢
（接種
時）
性別
接種日
発生日
（死亡日）
ロット番号
接種回数
死因等
（報告者による見解・考察等）
基礎疾患等
報告書上の記載
1515
73歳
男
2022年3月2日
2022年3月5日
不明
3回目
予診票での留意点は不明
病歴：動脈硬化症、C型肝炎、脳梗塞
新型コロナワクチン1回目接種（2021年7月、コミナ
ティ筋注）、2回目接種（2021年8月3日、コミナティ筋
注）。1回目、2回目は接種部位の疼痛以外に自覚的
副作用はなかった。3回目接種当日から気分不快を
訴えており、接種翌々日に急性大動脈解離を発症し
て、心肺蘇生に反応せず死亡となった。
急性大動脈解離、脳梗塞、心タンポ
ナーデ
（～4/13の情報に基づく（集計・専 脳梗塞
門家評価対象期間（～3/20）後に報
告された内容））
（～4/13の情報に基づく（集計・専門家評価対象期
間（～3/20）後に報告された内容））
心タンポナーデ
1516
72歳
男
2022年2月26日
2022年3月5日
不明
3回目
因果関係
（報告医評価）
他要因の可能
性の有無
（報告医評価）
対応するMedDRA PT
大動脈解離
新型コロナワクチン1、2回目接種ともコミナティ筋注
心筋梗塞後(2003年）、高血圧、糖尿病、慢性閉塞性
肺疾患
併用薬：バイアスピリン、カンデサルタン、ヘルベッ
サーＲ、エクメット、スピオルト
３回目接種後当日、倦怠感あり。接種翌日朝が最終
確認。最終確認の10分後トイレで倒れているところを 不明
発見、救急要請。接触時心肺停止状態、心肺再開を
得られるも低酸素脳症あり。接種7日後に死亡確認
された。
専門家による評価【令和4年12月16日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
不明
→死亡時画像診
断（CT）、血液検
査、心電図、
Covid-19 PCR検
査（陰性）
関連あり
有（脳梗塞）
（～4/13の情報
に基づく（集計・
専門家評価対象
期間（～3/20）後
に報告された内
容））
ワクチンと死亡との
因果関係評価
（評価記号★）
γ
解剖、血液検査、
CT
不明
（～5/13の情報
に基づく（集計・ 関連あり
専門家評価対象
期間（～4/17）後
に報告された内
容））
有（心筋梗塞後
(2003年））
γ
コメント
報告医も指摘しているように基礎疾患として動脈硬化（脳
梗塞も）があり，急性解離性動脈瘤の発生リスク因子を有
している．このためワクチンとの直接的因果関係を本情報
のみから見出すことは困難
専門家による評価【令和5年1月20日時点】
評価に用いた報告内容注2
ワクチンと死亡との
因果関係評価
（評価記号★）
γ
コメント
資料番号
報告医も指摘しているように基礎疾患として動脈硬化（脳
梗塞も）があり，急性解離性動脈瘤の発生リスク因子を有
している．このためワクチンとの直接的因果関係を本情報
のみから見出すことは困難
※～11/11から変更なし。
※～12/16から変更なし。
ワクチン接種後に発現した心肺停止であり、時相的に因
果関係がある可能性はある。しかし、基礎疾患に糖尿病
や高血圧、心筋梗塞の既往があるため、これらの原因に
より心肺停止を発現した可能性も否定できない。突然の
心肺停止発現であり、発現時点のバイスタンダーはなく検
査結果等もないため、因果関係を明らかにすることは困
難である。更なる検討のために剖検結果が待たれる。
ワクチン接種後に発現した心肺停止であり、時相的に因
果関係がある可能性はある。しかし、基礎疾患に糖尿病
や高血圧、心筋梗塞の既往があるため、これらの原因に
より心肺停止を発現した可能性も否定できない。突然の
心肺停止発現であり、発現時点のバイスタンダーはなく検
査結果等もないため、因果関係を明らかにすることは困
難である。更なる検討のために剖検結果が待たれる。
γ
※～11/11から変更なし。
※～12/16から変更なし。
（～5/13の情報に基づく（集計・専門家評価対象期
間（～4/17）後に報告された内容））
1517
83歳
男
2022年2月25日
2022年2月26日
不明
3回目
予診票での留意点は不明
2/25にワクチン3回目接種（伝聞）。3回目接種翌日
に心肺停止状態で発見され、病院搬送。蘇生に反
応せず、死亡確認された。異常死として警察に届け
出し、検視。不整脈（推定）で意識消失し、溺水し死
亡したものと判断した。
不整脈
不整脈、溺水
検視
評価不能
有（不整脈(推
定））
γ
有（慢性腎不
全、慢性心不
全）
γ
（コメント無し）
※～11/11から変更なし。
γ
（コメント無し）
※～12/16から変更なし。
溺水
1518
71歳
男
2022年3月2日
2022年3月3日
FM3289
3回目
慢性心不全、糖尿病、高血圧症、慢性腎不全、腹膜
透析、血液透析、腎症、逆流性食道炎、虚血性脳血
管障害、不眠症、高リン血症、腎性貧血、腰痛症、
二次性副甲状腺機能亢進症、便秘症
併用薬：アジルバ、ニフェジピン、トラゼンタ、ラベプ
ラゾール、ボグリボース、腸溶性アセチルサリチル
酸、エチゾラム、炭酸ランタン、沈降炭酸カルシウ
ム、リオナ、エベレンゾ、大黄甘草湯、ロキソプロフェ
ン、オルケディア
平成28年8月より糖尿病腎症による腎不全のため透
急性心臓死疑い
析開始。当初は腹膜透析のみで行っていたが、令和
元年10月16日より血液透析を併用し、週1回透析を
行っていた。
3回目接種翌日の血液透析時は異常なく、訴えな
し。接種2日後に家族が浴室で倒れているところを発
見。検視にて死亡推定時刻は接種翌日夜。死因は
急性心臓死疑い。
心臓死
検視
評価不能
（コメント無し）
※～11/11から変更なし。
γ
（コメント無し）
※～12/16から変更なし。
（～4/13の情報に基づく（集計・専門家評価対象期
間（～3/20）後に報告された内容））
1519
70歳
女
2021年6月20日
2021年7月1日
FA5765
2回目
真性多血症で通院中。JAK2阻害剤、抗血小板剤
（アスピリン）内服中。そのため原疾患から血管イベ
ント（血栓症、出血）の合併症のリスクは想定され
る。
左視床出血
2回目接種5日後、異常あり家人に連絡し、救急搬送
された。CTで左視床出血と診断された。緊急手術を
施行したが止血困難な状態であった。
視床出血
CT
評価不能
216
有（元々、真性
多血症で血液
内科に通院中。
JAK2阻害剤、
抗血小板剤（ア
スピリン）の内
服中。そのため
脳出血のリスク
は疾患自体か
らも可能性は充
分あると想定さ
れる。）
γ
基礎疾患に対してJAK阻害剤およびアスピリンを内服中
であり、手術所見からは止血困難であったことが示唆され
る。服用中の薬剤が致死的な脳出血の発生に関係した可
能性が高い。ワクチン接種が経過に与えた影響は不明で
ある。
※～11/11から変更なし。
γ
基礎疾患に対してJAK阻害剤およびアスピリンを内服中
であり、手術所見からは止血困難であったことが示唆され
る。服用中の薬剤が致死的な脳出血の発生に関係した可
能性が高い。ワクチン接種が経過に与えた影響は不明で
ある。
※～12/16から変更なし。
症例No