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資料1-3-1 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (234 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_hukuhannou-utagai-houkoku.html
出典情報 第90回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第23回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(1/20)《厚生労働省》
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No

年齢
(接種
時)

性別

接種日

発生日
(死亡日)

ロット番号

接種回数

基礎疾患等

死因等
(報告者による見解・考察等)

報告書上の記載

1596

1597

1598

57歳

92歳

82歳







2022年3月14日

2022年3月月初

2022年4月11日

2022年3月15日

2022年3月18日

2022年4月17日

不明

不明

FM3289

3回目

3回目

3回目

3回目接種の翌日未明、布団の中で亡くなっているこ
不明
とを発見された。検視の結果、死因は不明であった。

専門家による評価【令和4年12月16日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査

因果関係
(報告医評価)

他要因の可能
性の有無
(報告医評価)

対応するMedDRA PT

不明

大動脈解離
令和4年3月15日、倦怠感、両下肢浮腫にて受診。
SpO2 99%、レントゲンにて心拡大、右胸水貯留あり。
心電図著変を認めず。採血上、貧血、BNPとCRPの
上昇あり。利尿剤を処方され、3月18日再診。浮腫は 大動脈解離による心タンポナーデ、
心タンポナーデ
ほぼ消失。倦怠感も改善傾向。レントゲン上、胸水も 心膜炎
改善傾向であった。血圧145/91mmHg、脈拍92/分、
帰宅後同日夜、大動脈解離による心タンポナーデに
て死去。
心膜炎

併用薬:ネシーナ
要介護度5に相当する患者であった。
R4/3/1よりリハビリ入院中(頚髄損傷(R3/12/6)四肢
不全麻痺、嚥下障害、誤嚥性肺炎からの胃瘻造設
後、糖尿病)。リハビリは順調で嚥下障害は改善し、
自力摂取出可能な状態に、四肢麻痺も改善の傾向
が見られた。
原発性ショック、MRSAによる敗血
病歴:褥瘡、良性前立腺肥大症、認知症、廃用症候


3回目接種翌日夜に39度の発熱。カロナール(500)
(~7/8の情報に基づく)
1Tで対応。全身に倦怠感があり、接種2日後より点
滴も施行。39度以上の発熱が続き、接種4日後血液
検査と胸部Xp施行。胸部XPは3/1と変化無し。接種
14日後夜より、突然ショック状態になり、接種16日後
死亡。3月1日の尿培養は腸球菌3+であった。

ショック

(~7/8の情報に基づく)

ブドウ球菌性敗血症

状態悪化

検視

関連あり

解剖(線維系によ
る膜肥厚、マクロ
ファージ、リンパ
球生体の炎症細
胞浸潤)、血液検

関連あり
(CRP4.79mg/dL
(上昇)、NTproBNP3706pg/
mL)、胸部X線
(右胸水あり)、心
電図

血液検査、血液
培養(MRSA1+、
ショックの中、静
脈血培養が施行
された。汚染の可
能性も否定でき 評価不能
ない。)、胸部
Xp、尿培養

不明

不明

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

γ

γ

コメント

接種内容とその情報が不明。接種から死亡までの経緯も
不明。死亡日も不明で評価は困難。

専門家による評価【令和5年1月20日時点】

γ

γ

有(左室破裂に
よる心嚢血腫と
考えられる)

γ

コメント
資料番号
接種内容とその情報が不明。接種から死亡までの経緯も
不明。死亡日も不明で評価は困難。

※~11/11から変更なし。

※~12/16から変更なし。

心膜炎は市中感染症などを契機として自然発生すること
が知られている疾患であり、ワクチンによる心膜炎なの
か、ワクチンとは関係の無い自然発生した心膜炎なのか
を判別することは困難である。また、大動脈解離による心
タンポナーデが死因と診断されているが、高齢であること
を考えると、大動脈解離の発生もワクチンが原因であると
断定できない。以上から、ワクチンとの因果関係を有と判
断することはできないと考えた。

心膜炎は市中感染症などを契機として自然発生すること
が知られている疾患であり、ワクチンによる心膜炎なの
か、ワクチンとは関係の無い自然発生した心膜炎なのか
を判別することは困難である。また、大動脈解離による心
タンポナーデが死因と診断されているが、高齢であること
を考えると、大動脈解離の発生もワクチンが原因であると
断定できない。以上から、ワクチンとの因果関係を有と判
断することはできないと考えた。

γ

※~11/11から変更なし。

有(感染症(原発
不明))

評価に用いた報告内容注2

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

(コメント無し)
※~11/11から変更なし。

※~12/16から変更なし。

γ

(コメント無し)
※~12/16から変更なし。

(~7/8の情報に
基づく)

心嚢内出血

1599

79歳



2021年7月10日

2021年8月20日

不明

2回目

既往歴:高血圧症、2型糖尿病、腰部脊柱管狭窄症
処方薬:ノボラピッド注、トレシーバ注、アムロジピ
ン、テネリア、ミグリトール
2回目接種41日後朝、自宅で倒れ救急搬送。病院で
死亡が確認された。
本屍には、溢血点発現、心臓内暗赤色流動性血液
の貯留、内臓諸臓器のうっ血性変化といった、いわ 左室破裂による心嚢血腫
ゆる急性死の所見を認める。左室には破裂創を認
め、心嚢内に軟凝血塊が貯留する。組織学的に、左
室の破裂部に出血及び好中球浸潤を認める。死因
に影響を及ぼす損傷を認めず、中毒学的検査で異
常を認めない。したがって死因は急性心筋梗塞に起
因した左室破裂による心嚢血腫と考える。

急性心筋梗塞

心室破裂

解剖、CT、画像
診断(心嚢液貯
留、左血胸)

評価不能

(~6/10の情報
に基づく)

糖尿病、高血圧が基礎疾患としてあり、剖検でも冠動脈
の高度の狭窄があった。本剤によって心筋梗塞が発症し
た可能性は低い。

γ

※~11/11から変更なし。

糖尿病、高血圧が基礎疾患としてあり、剖検でも冠動脈
の高度の狭窄があった。本剤によって心筋梗塞が発症し
た可能性は低い。
※~12/16から変更なし。

外傷性血胸

心嚢液貯留

1600

94歳



2022年2月5日

2022年3月27日

FK7441

3回目

病歴:左肺がん、左肺がん放射線治療後(2019年3月)、
陳旧性心筋梗塞、冠攣縮性狭心症、前立腺がん(経過観
察)、高血圧、狭心症、前立腺肥大、肺がん再発、過活動
膀胱
併用薬:コニール、ニコランジル、ロサルタン、ロスバスタ
チン、ジルチアゼム、アセチルサリチル酸、タケルダ、ユ
リーフ、ベオーバ、タンドスピロン
新生物進行、呼吸困難感が進行
左肺癌放射線療後、肺癌再発にて緩和フォロー中であっ
た。
3回目接種翌日から、摂氏38度の発熱が発現した。接種2 (~7/8の情報に基づく)
日後、39度の発熱及び咳嗽が発現した。SARS-Cov2PCR検査(陰性)。接種3日後、CTR X2g(当日のみ)、
LVFX 500mg/5日、ロキソプロフェン60mg 3T/日とレバミ
ピド100mg 3T/日が処方された。解熱傾向があった。接種
4日後接種8日後、電話にて増悪ないことを確認した。接
種50日後、肺癌進行し、死亡。

状態悪化

不明
SARS-Cov2→関連なし
PCR検査(陰性)、
血液検査、血液
(~7/8の情報
培養、胸部X線
に基づく)

234

不明

γ

(コメント無し)
※~11/11から変更なし。

γ

(コメント無し)
※~12/16から変更なし。

症例No