よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-3-1 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (191 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_hukuhannou-utagai-houkoku.html
出典情報 第90回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第23回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(1/20)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

No

年齢
(接種
時)

性別

接種日

発生日
(死亡日)

ロット番号

接種回数

死因等
(報告者による見解・考察等)

基礎疾患等

報告書上の記載

1394

74歳



2021年10月31日 2021年12月10日 不明

1回目

顕微鏡的多発血管炎で寛解維持中。
プレドニゾロン、ノバルスク、フェブリク、ネキシウム、
ラシックス、ブイフェンド、アドナ、トラネキサム酸内
服中。
アレルギーなし
CT・気管支鏡検査で肺胞出血の診断。ステロイド、
リツキシマブ、血漿交換で顕微鏡的多発血管炎の治
療を行った。2016年に腎限局性血管炎を発現し、プ
レドニゾロン及び静注シクロホスファミドにより寛解を
達成。プレドニゾロン及びアザチオプリン投与下で
2020年まで寛解を維持。1回目接種当日、痰を伴う
湿性咳嗽及び呼吸困難が発現。呼吸困難が悪化
し、喀血が3日間にわたって発現したため受診。入院
時の臨床検査結果は、慢性腎臓病における急性腎
障害を示し、血液検査の結果、高炎症反応を認め
た。胸部の高分解能コンピュータ断層撮影により、両
肺にびまん性のすりガラス様陰影およびコンソリ
デーション、並びに両側胸水を伴う心拡大が認めら
れた。これらの所見から、心原性肺水腫を合併した
肺胞出血と考えられた。そのため、糸球体腎炎では
なく、びまん性肺胞出血を伴う血管炎の再発が疑わ
れた。気管支鏡検査を用いた気管支肺胞洗浄検査
の結果、出血液中にヘモジデリン貪食マクロファー
ジを認め、びまん性肺胞出血と診断された。気管支
鏡検査で喀血及び肺胞出血の著名な改善を認め、
人工呼吸器から離脱した。血液透析を継続し、全身
状態は著明に改善した。しかし、尿路感染を発現し、
感染管理のためリツキシマブを休薬した。喀血が再
発し、進行性の呼吸不全によりその日のうちに死
亡。

高齢者

不明

2021年4月(不明 2021年8月(不明
不明
日)
日)

2回目

不明

因果関係
(報告医評価)

他要因の可能
性の有無
(報告医評価)

対応するMedDRA PT

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

コメント

専門家による評価【令和5年1月20日時点】

評価に用いた報告内容注2

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

コメント
資料番号

症例No

肺胞出血

ANCA関連血管炎による肺胞出血
→腎限局性血管炎の再発、肺胞出
血、進行性呼吸不全
血管炎
(~6/10の情報に基づく)

(~6/10の情報に基づく)

1395

専門家による評価【令和4年12月16日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査

CT、気管支鏡検
査、血液検査、血
液・喀痰培養、
COVID-19 PCR
評価不能
検査
(~6/10の情報
に基づく)

有(顕微鏡的多
発血管炎で寛
解維持中。
2021年4月にリ
ツキシマブ最終
投与。11月3日
に血管炎増悪
による肺胞出血
で入院し、人工
呼吸器管理。ワ
クチン接種同日
夜から呼吸困
難生じており、
因果関係は否
定できない。)

γ

不明

γ

患者背景としてANCA関連血管炎を有しており、経過に影
響を与えた可能性が高いと考える。ワクチン接種が病態
に与えた影響は不明である。

γ

※~11/11から変更なし。

患者背景としてANCA関連血管炎を有しており、経過に影
響を与えた可能性が高いと考える。ワクチン接種が病態
資料1-2-2-1 16547
に与えた影響は不明である。
※~12/16から変更なし。

呼吸不全

不明

不明

不明

不明

191

(コメント無し)
※~11/11から変更なし。

γ

(コメント無し)
※~12/16から変更なし。