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【参考1】診療の手引き・第9.0版 (63 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00416.html |
出典情報 | 「新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施に関する手引き」の改訂について(2/10付 事務連絡)《厚生労働省》 |
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●新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 診療の手引き・第 9.0 版 ●5 薬物療法
チキサゲビマブ / シルガビマブの発症抑制における投与対象
・抗体産生不全あるいは複合免疫不全を呈する原発性免疫不全症の患者
・B 細胞枯渇療法(リツキシマブなど)を受けてから 1 年以内の患者
・ブルトン型チロシンキナーゼ阻害薬を投与されている患者
・キメラ抗原受容体 T 細胞レシピエント
・慢性移植片対宿主病を患っている,または別の適応症のために免疫抑制薬を服用している
造血細胞移植後のレシピエント
・積極的な治療を受けている血液悪性腫瘍の患者
・肺移植レシピエント
・固形臓器移植(肺移植以外)を受けてから 1 年以内の患者
・急性拒絶反応で T 細胞または B 細胞枯渇剤による治療を最近受けた固形臓器移植レシピエント
・CD4T リンパ球細胞数が 50 cells/ μ L 未満の未治療の HIV 患者
また,日本血液学会および日本造血・免疫細胞療法学会より,新型コロナウイルス感染症予
防のための中和抗体薬「チキサゲビマブ / シルガビマブ(エバシェルド筋注セット)
」の血液
腫瘍患者への投与について,より具体的に下記が挙げられている.
① B 細胞枯渇療法(リツキシマブなど)を受けてから 1 年以内の患者:
1)治療導入時は入院から外来に移行するタイミング
2)治療中または治療終了後(1 年以内)
②同種造血細胞移植の患者:
1)移植前処置開始前
2)移植後,生着を確認後,安定期に入った後から退院までのタイミング
3)移植後のフォロー中で,免疫抑制剤を服用している患者
③ CAR-T(キメラ抗原受容 T)細胞療法の患者:
1)白血球アフェレーシス以降
2)CAR-T 投与後,安定期に入った後から退院までのタイミング
3)投与後フォロー中で,B 細胞減少が遷延する患者
投与方法(用法・用量)
<発症後の重症化抑制>
〔成人および 12 歳以上かつ体重 40 kg 以上の小児〕チキサゲビマブおよびシルガビマブ
を,それぞれ 300 mg を併用により筋肉内注射する.
<曝露前の発症抑制>
〔成人および 12 歳以上かつ体重 40 kg 以上の小児〕チキサゲビマブおよびシルガビマブ
を,それぞれ 150 mg を併用により筋肉内注射する.なお,SARS-CoV-2 変異株の流行
状況などに応じて,チキサゲビマブおよびシルガビマブを,それぞれ 300 mg を併用に
より筋肉内注射することもできる.
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チキサゲビマブ / シルガビマブの発症抑制における投与対象
・抗体産生不全あるいは複合免疫不全を呈する原発性免疫不全症の患者
・B 細胞枯渇療法(リツキシマブなど)を受けてから 1 年以内の患者
・ブルトン型チロシンキナーゼ阻害薬を投与されている患者
・キメラ抗原受容体 T 細胞レシピエント
・慢性移植片対宿主病を患っている,または別の適応症のために免疫抑制薬を服用している
造血細胞移植後のレシピエント
・積極的な治療を受けている血液悪性腫瘍の患者
・肺移植レシピエント
・固形臓器移植(肺移植以外)を受けてから 1 年以内の患者
・急性拒絶反応で T 細胞または B 細胞枯渇剤による治療を最近受けた固形臓器移植レシピエント
・CD4T リンパ球細胞数が 50 cells/ μ L 未満の未治療の HIV 患者
また,日本血液学会および日本造血・免疫細胞療法学会より,新型コロナウイルス感染症予
防のための中和抗体薬「チキサゲビマブ / シルガビマブ(エバシェルド筋注セット)
」の血液
腫瘍患者への投与について,より具体的に下記が挙げられている.
① B 細胞枯渇療法(リツキシマブなど)を受けてから 1 年以内の患者:
1)治療導入時は入院から外来に移行するタイミング
2)治療中または治療終了後(1 年以内)
②同種造血細胞移植の患者:
1)移植前処置開始前
2)移植後,生着を確認後,安定期に入った後から退院までのタイミング
3)移植後のフォロー中で,免疫抑制剤を服用している患者
③ CAR-T(キメラ抗原受容 T)細胞療法の患者:
1)白血球アフェレーシス以降
2)CAR-T 投与後,安定期に入った後から退院までのタイミング
3)投与後フォロー中で,B 細胞減少が遷延する患者
投与方法(用法・用量)
<発症後の重症化抑制>
〔成人および 12 歳以上かつ体重 40 kg 以上の小児〕チキサゲビマブおよびシルガビマブ
を,それぞれ 300 mg を併用により筋肉内注射する.
<曝露前の発症抑制>
〔成人および 12 歳以上かつ体重 40 kg 以上の小児〕チキサゲビマブおよびシルガビマブ
を,それぞれ 150 mg を併用により筋肉内注射する.なお,SARS-CoV-2 変異株の流行
状況などに応じて,チキサゲビマブおよびシルガビマブを,それぞれ 300 mg を併用に
より筋肉内注射することもできる.
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