よむ、つかう、まなぶ。
【参考1】診療の手引き・第9.0版 (84 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00416.html |
出典情報 | 「新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施に関する手引き」の改訂について(2/10付 事務連絡)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
●新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 診療の手引き・第 9.0 版 ●7 退院基準・解除基準
2 宿泊療養等の解除基準
有症状者については退院基準より短い期間での療養解除基準が示されている.ただし,症状
のある方は 10 日(発症時刻が同定可能であれば 240 時間)まで,無症状の方は 7 日まで感染
源となるリスクがあるため,感染予防行動を取るように促す.
発症日から7日間経過し,かつ,症状軽快後 24 時間経過した場合には8日
目から解除が可能
有症状患者
無症状病原体保有者
〈臨床症状による基準〉
検体採取日*1から 7 日間を経過した場合には 8 日目に療養解除が可能
〈病原体検査による基準〉
5日目の検査キット* 2 による検査で陰性を確認した場合には,5日間経過後
(6日目)に療養解除が可能
*1:陽性確定に係る検体採取日とする.
*2:検査キットは国が承認した【 体外診断用医薬品 】または【 第1類医薬品 】と表示されたキットを使用.
詳細は下記を参照すること.
厚労省事務連絡.新型コロナウイルス感染症の患者に対する療養期間等の見直しについて.
2022.9.7 発出,2022.9.13 最終改正.
3
生活指導
・患者が円滑に社会復帰できるよう保健所や近隣の医療機関などと連携する.
・罹患後症状が疑われる場合には適切な医療機関を受診するよう勧める.詳細は『別冊:罹患後症状
のマネジメント』を参照すること.
・咳嗽が長引く場合は,マスクの着用など,咳エチケットを指導する.
・感染後からワクチンの追加接種までの間隔は,暫定的に 3 カ月が一つの目安とされている.
なお,感染から回復後,期間を空けずにワクチン接種を希望する方についての機会は引き続き提供
されている.感染後のワクチン接種に対する詳細は,下記の厚生労働省ホームページ「新型コロナ
ワクチン Q & A」を参照すること.
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0028.html
◆引用・参考文献◆
・Hall V,et al. Protection against SARS-CoV-2 after Covid-19 vaccination and previous infection. N Engl J Med 2022.
・Hammerman A,et al. Effectiveness of the BNT162b2 vaccine after recovery from Covid-19. N Engl J Med 2022.
・WHO. COVID-19 Clinical management: Living guideline.13 Jan 2023.
◀︎ CONTENTS
84
2 宿泊療養等の解除基準
有症状者については退院基準より短い期間での療養解除基準が示されている.ただし,症状
のある方は 10 日(発症時刻が同定可能であれば 240 時間)まで,無症状の方は 7 日まで感染
源となるリスクがあるため,感染予防行動を取るように促す.
発症日から7日間経過し,かつ,症状軽快後 24 時間経過した場合には8日
目から解除が可能
有症状患者
無症状病原体保有者
〈臨床症状による基準〉
検体採取日*1から 7 日間を経過した場合には 8 日目に療養解除が可能
〈病原体検査による基準〉
5日目の検査キット* 2 による検査で陰性を確認した場合には,5日間経過後
(6日目)に療養解除が可能
*1:陽性確定に係る検体採取日とする.
*2:検査キットは国が承認した【 体外診断用医薬品 】または【 第1類医薬品 】と表示されたキットを使用.
詳細は下記を参照すること.
厚労省事務連絡.新型コロナウイルス感染症の患者に対する療養期間等の見直しについて.
2022.9.7 発出,2022.9.13 最終改正.
3
生活指導
・患者が円滑に社会復帰できるよう保健所や近隣の医療機関などと連携する.
・罹患後症状が疑われる場合には適切な医療機関を受診するよう勧める.詳細は『別冊:罹患後症状
のマネジメント』を参照すること.
・咳嗽が長引く場合は,マスクの着用など,咳エチケットを指導する.
・感染後からワクチンの追加接種までの間隔は,暫定的に 3 カ月が一つの目安とされている.
なお,感染から回復後,期間を空けずにワクチン接種を希望する方についての機会は引き続き提供
されている.感染後のワクチン接種に対する詳細は,下記の厚生労働省ホームページ「新型コロナ
ワクチン Q & A」を参照すること.
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0028.html
◆引用・参考文献◆
・Hall V,et al. Protection against SARS-CoV-2 after Covid-19 vaccination and previous infection. N Engl J Med 2022.
・Hammerman A,et al. Effectiveness of the BNT162b2 vaccine after recovery from Covid-19. N Engl J Med 2022.
・WHO. COVID-19 Clinical management: Living guideline.13 Jan 2023.
◀︎ CONTENTS
84