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資料2-3 外国での新たな措置の報告状況 (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24331.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和3年度 第3回 3/11)《厚生労働省》
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外国での新たな措置の報告状況
(2021年8月1日~2021年11月30日)
No.

医薬品名(一般
名)

57 オランザピン

措置概要

措置国

措置区分

※1

WHO Pharmaceuticals Newsletterに以下の情報が掲載さ
れた。
スイス、
・サウジアラビアSFDAは公表文献及び製造販売後に得ら サウジア その他
れた情報を踏まえ、オランザピン含有製品の添付文書を改 ラビア
訂し、副作用として夢遊症(夢遊病)を記載するよう求めた。

本邦における措
※2
置内容

注目

マンニトール(吸入剤)の米国添付文書が改訂された。改
訂内容は以下のとおり。
D-マンニトール
・Adverse Reactionsの項に「重篤な気管支痙攣」が追記さ
D-ソルビトー
58
れた。
アメリカ
ル・D-マンニ
・Pediatric Useの項に「6~17歳の小児に本剤を使用した際
トール
の副作用及び重症度は、成人の場合と同様である」旨が追
記された。

その他

注目

スイスSwissmedicとの協議に基づき、Moderna社及びPfizer
社は、医療従事者向けに心筋炎及び心膜炎のリスクにつ
いて以下の情報提供を行っている。
・COVID-19 mRNAワクチン接種後、ごく稀に心筋炎及び
心膜炎が報告された。
・主に接種後14日以内に発生し、2回目の投与及び若い男
コロナウイルス修
性においてより多く確認された。
飾ウリジンRNAワ
59
・現時点のデータからは、COVID-19 mRNAワクチン接種 スイス
クチン(SARS-
後の心筋炎及び心膜炎の経過は、一般的な心筋炎及び
CoV-2)
心膜炎と同様であると推測できる。
・医療従事者は心筋炎、心膜炎の兆候及び症状に注意を
払う必要がある。
・医療従事者はCOVID-19 mRNAワクチン接種を受けた者
に対して胸痛、呼吸困難、心悸亢進が発生した際には、直
ちに医師に相談し、医療ケアを受けるよう指示すること。

その他

対応済

【第1報】
サウジアラビアSFDAは、出血のリスクがあることから、医療
機関に対してセフォペラゾン製剤の供給を停止し、より安全
な代替抗生物質を処方するよう勧告した。公表された研究
結果により、セフォペラゾンを含むセファロスポリン系抗生
セフォペラゾンナ
物質はビタミンK代謝阻害による低プロトロンビン血症、出 サウジア 販売中止・
60 トリウム・スルバク
血のリスクに関連があると示唆されており、SFDAは、サウジ ラビア
不承認
タムナトリウム
アラビアにおいて同適応症で利用可能な他の治療法と比
較して、セフォペラゾンの使用による低プロトロンビン血症
及び出血のリスクが増加していると指摘した。
【第2報】
措置内容に変更なし。企業の見解が報告された。

注目

米国において、本ワクチンのSummary Monthly Safety
Report(報告期間2021年7月1日~2021年7月31日)が発行
された。
本報告期間中、以下のシグナルを評価中である。
1. 多形紅斑
2. 糸球体腎炎及びネフローゼ症候群
3. 血小板減少症を伴う血栓症 (TTS)
コロナウイルス修
現時点で得られたいるデータは本ワクチンとの因果関係を
飾ウリジンRNAワ
61
裏付けるものではないが、引き続き監視を行う。
アメリカ
クチン(SARS-
4. 免疫性血小板減少症
CoV-2)
2021年1月に精査されており、PSUR #1(報告期間2020年
12月19日~2021年6月18日)で再精査される。現時点で得
られているデータからは、当該事象はリスクとは認められな
い。
本報告期間から得られた本ワクチンの新たな安全性及び
有効性のデータに基づき、本ワクチンのベネフィット・リスク
プロファイルは依然として良好である。

13

その他

注目