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資料2-1:前回部会における主な指摘事項への対応(臨床研究中核病院の承認要件見直しについて) (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46147.html
出典情報 厚生科学審議会 臨床研究部会(第38回 11/28)《厚生労働省》
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先進医療への対応
先進医療担当者を配置し、必要に応じて非臨床や臨床薬理の専門家を加え、企画・立案から試験実施計画書等の作成まで、適切に先進医療の実施を支援する
体制を整備している。このことにより、各種医療制度に対応した、かつ試験終了までを見通した試験実施の迅速な開始を実現している。
現在、本院主導の先進医療1件の支援を実施中である。

患者申出療養への対応
患者申出療養の制度に関する相談や助言を行う人員を配置し、被験者の相談対応を行っているほか、患者申出療養を希望する患者やその家族からの直接相
談に応じる臨床研究治験相談窓口を設置している。
また、研究者に対しては、患者申出療養の試験実施支援に係る担当者を配置し、必要に応じて非臨床や臨床薬理の専門家を加え、企画・立案から試験実施計
画書等の作成まで、適切に患者申出療養の実施を支援する体制を整備している。
現在、本院主導の患者申出療養1件の支援を実施中である。

国際共同臨床研究・治験の実施状況
「国際共同開発推進室」を設置し、国際共同開発や臨床研究に関する相談、支援体制を整備している。国際共同開発推進室には北海道大学病院国際医療部と
協力・連携し、国際共同研究が実施される場合の推進担当として、海外規制当局への派遣経験を有する教員を配置している。研究開始に際しての研究者や研究
機関の連携に関する調整や研究推進を行うため、部門横断的な連携体制を構築し、各国の薬事規制情報の調査やレギュラトリーサイエンスに関する相談に応じ
る体制を整えている。大阪大学及び国立がん研究センター中央病院との協力・連携を図っている。
また、2023年度契約中の治験では、企業治験298件中、国際共同治験227件、医師主導治験63件中、国際共同治験5件を実施している。

ベンチャー企業への支援実施状況
医療系ベンチャー支援窓口を設置し、相談内容に応じてARO内の各専門家と協議し、具体的な支援戦略の企画・立案を行い、シーズ開発・知財支援室において
ベンチャー設立支援、資金調達、知財戦略、研究支援の企画・立案、薬事対応など必要な支援を実施する。また、学内の産学連携部門のほか、他大学や地方自
治体のベンチャー支援部署、VC、MEDISO等と連携し協働する体制にある。
スタートアップ企業、スタートアップを目指す研究者および大学の起業サークルを対象とした講演会やセミナー開催等を通じたベンチャー育成活動も実施している。

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