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令和6年度 全国厚生労働関係部局長会議(医政局) (109 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/content/10200000/001391421.pdf
出典情報 令和6年度 全国厚生労働関係部局長会議(医政局)(2/5)《厚生労働省》
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オンライン診療その他の遠隔医療の推進に向けた基本方針(令和5年6月)
基本方針の目的
・ オンライン診療その他の遠隔医療の実施形態及びその特徴を整理した上で、現状の課題及びその解決に向けて、関係者の

取組みの方向性を提示することで、オンライン診療その他の遠隔医療の適正かつ幅広い普及に資することを目的とする。
・ ここでいう「適正」な推進とは、安全性、必要性、有効性、プライバシーの保護等の個別の医療の質を確保するという観
点に加え、対面診療と一体的に地域の医療提供体制を確保する観点も含まれる。

オンライン診療等(医師と患者間での遠隔医療)
オンライン診療、オンライン受診勧奨
(D to P、D to P with N 等)
【期待される役割】
○通院に伴う患者負担の軽減及び継続治療の実現
○訪問診療および往診等に伴う医療従事者の負担軽減
○医療資源の柔軟な活用
○患者がリラックスした環境での診療の実施
○感染症への感染リスクの軽減
【現状の課題】
○医療機関職員のリテラシーの向上
○システムの導入・運用
○患者の理解促進
【取組の方向性】
○国の取組み:医療機関が導入時に参考とできる事例集、手引き
書、チェックリスト等の作成。オンライン診療等に関する課題
整理、エビデンス収集・構築。
○都道府県及び市町村の取組み:地域でオンライン診療を実施し
ている医療機関について住民が把握しやすいように工夫。
オンライン

医師等医療従事者間での遠隔医療
遠隔放射線画像診断、遠隔病理画像診断、遠隔コンサルテーション、
遠隔カンファレンス、遠隔救急支援、12誘導心電図伝送、
遠隔ICU、遠隔手術指導等 (D to D 等)
【期待される役割】
○ 医療資源の少ない地域における医療の確保への貢献
○ 効率的・効果的な医療提供体制の整備
○ 医療従事者の働き方改革等への寄与
【現状の課題】
○遠隔にいる医師(医療従事者等)の役割と責任の範囲の明確化
○個人情報保護法制に沿った患者の医療情報の共有
○システムの安全管理、緊急時や不測の事態への対応策の検討
【取組みの方向性】
○国の取組み:医療機関が導入時に参考とできる事例集、手引き書等
の作成。遠隔医療に関する課題整理、エビデンス収集・構築。
○都道府県及び市町村の取組み:地域における先行事例を把握し、導
入を検討中の医療機関に対して、導入済みの医療機関を紹介するな
ど、医療機関間の連携関係の構築の支援。
オンライン

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