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令和6年度 全国厚生労働関係部局長会議(医政局) (123 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/content/10200000/001391421.pdf
出典情報 令和6年度 全国厚生労働関係部局長会議(医政局)(2/5)《厚生労働省》
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ポイント(③かかりつけ医機能について)

令和5年の改正医療法において、「かかりつけ医機能が発揮されるための制度整備」とし
て、医療機能情報提供制度の刷新やかかりつけ医機能報告の創設が行われたところであり、
国民への情報提供やかかりつけ医機能の充実・強化を行っていくこととしている。【P123】
まず、医療機能情報提供制度の刷新については、全国の医療機関から報告いただいた医療
機能に係る情報を一元化・標準化した「全国統一システム」を構築し、令和6年4月より本
システムを活用した国民への情報提供を開始している。引き続き、本制度の運用にご協力を
お願いする。【P124】
また、かかりつけ医機能報告の創設については、慢性疾患を有する高齢者等を地域で支え
るために必要なかかりつけ医機能を、医療機関から都道府県に報告し、都道府県がこれらの
機能の確保に係る体制を有することを確認し、地域関係者との協議の場において、地域でか
かりつけ医機能を確保するために必要な具体的方策を検討する仕組み。【P125】
これまで、報告を求めるかかりつけ医機能の内容や地域における協議の場のあり方など、
当該報告制度の詳細について、「かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科
会」において議論を重ねてきたところであり、令和6年7月末にとりまとめを行った。現在、
当該とりまとめを踏まえ具体的な制度運用について検討しており、令和6年度末までに改正
省令や制度運用ガイドライン、事例集等をお示しする予定。【P126-128】
都道府県におかれては、これらの制度の円滑な施行について、引き続きご協力をお願いす
る。

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