令和6年度 全国厚生労働関係部局長会議(医政局) (112 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/content/10200000/001391421.pdf |
出典情報 | 令和6年度 全国厚生労働関係部局長会議(医政局)(2/5)《厚生労働省》 |
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令和7年度予算案
1.0億円(1.4億円)※()内は前年度当初予算額
※医療施設等設備整備費補助金のメニュー予算
1 事業の目的
この事業は、情報技術を応用した遠隔医療を実施することにより、医療の地域格差を解消し、医療の質及び信頼性を
確保することを目的とする。
2 事業の概要・スキーム
情報通信機器を活用して病理画像・X線画像等を遠隔地の医療機関に伝送し、専門医の診断・助言を得ることで、適切
な対応を可能とする。また、患者の通院負担軽減や医師の移動負担軽減、医療資源の柔軟な活用などの観点から、情
報通信機器を活用して、医師と患者間における遠隔地からの診療を行う。
医師ー医師間(D to D)
医師ー医師間(D to D)
医師ー患者間(D to P、D to P with N 等)
遠隔画像診断
遠隔病理診断
遠隔診療(オンライン診療)
【概要】
X線写真やMRI画像など、放射線科で使用
される画像を通信で伝送し、遠隔地の専門医が
診断を行う。
【概要】
体組織の画像や顕微鏡の映像を送受信する
などし、遠隔地の医師が、特に手術中にリアル
タイムに遠隔診断を行う。
【概要】
医師-患者間において、情報通信機器を通し
て、患者の診察及び診断を行い診断結果の伝
達や処方等の診療行為をリアルタイムで行う。
【効果】
専門医による高度で専門的な診断を受けら
れる。
【効果】
リアルタイムで手術範囲の決定など専門医の
判断を仰ぐことができる。
【効果】
医療に対するアクセシビリティを確保し、
よりよい医療を得られる機会を増やすことが
できる。
遠隔相談
【概要】
画像を見ながら遠隔地の医師との症例検討
を行うなど、医師等に指導を行う。
【効果】
医療の地域間格差の解消、患者やその保護
者などの安心感向上につながる。
専門医のいる病院
ネットワーク
手術執刀医側
ネットワーク
顕微鏡動画像
大学病院等
地域の医師
専門医(病理医)側
ネットワーク
患者のいる
地域の病院
専門医(小児科医など)
CT、MRI画像読込
読影結果登録
地域病院
CT、MRI画像登録
読影レポート受領
映像/音
コミュニケーション
顕微鏡操作
コントローラー
顕微鏡コントロール
診察
電動顕微鏡
担当医
患 者
指示
医 師
3 実施主体等
○実施主体:都道府県、市町村、厚生労働大臣の認める者
○補助率:2分の1
○補助対象経費:遠隔医療の実施に必要なコンピュータ及び附属機器等の購入費
○補助基準額:遠隔病理診断(支援側 4,598千円、依頼側 14,198千円)、遠隔画像診断及び助言(支援側 16,390千円、依頼側 14,855千円)、
オンライン診療(※)装置(8,250千円) ※保険診療を目的に行う整備に限る。
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