資料Ⅱ－３－17

大学設置基準等の見直し

○ 大学設置基準等では、大学を設置するのに必要な最低の基準として、①標準設置経費（施設・設備）、
②専任教員数、③オンライン授業の上限単位数などが定められている。
○ 学部再編の促進に向けて、デジタル関係の学部について自然科学関係として大きな額の施設・設備費が
必要なのか、オンライン授業が普及する中で兼任教員を広く認めるべきではないか、オンライン授業の上
限単位数も緩和すべきではないか、といった観点からの検討が必要。
◆標準設置経費

◆専任教員

・大学等の設置に伴う校舎及び機械、器具等の整備
に関する経費の基準額。
・最低限度の経費であり、財源を自己資金で保有し
ていることが必要。
デジタル関係の学部も
原則自然科学に該当。

人文科学
自然科学
社会科学

・学生定員に応じた最低限必要な教員数。
・専任教員は、「一の大学に限り専任教員となる」
とされている。
・教員数の半数以上は原則として教授とされる。
（収容定員400人の場合：大学設置基準別表第一）

（収容定員400人の場合）

その他

医学

歯学

施設

6億円

12億円

８億円

151億円

43億円

設備

0.4億円

７億円

１億円

71億円

19億円

「人文科学・社会科学」︓文学、社会学・社会福祉学、法学・
政治学、経済学
「自然科学」︓理学、薬学、工学、農学、獣医学
「その他」︓教育学・保育学、保健衛生学・看護学、家政学、
美術、音楽

文学
教育学

法学
経済学

理学
工学

獣医学
薬学

医学

歯学

10人

14人

14人

28人

140人

85人

◆オンライン授業の上限単位数
卒業に必要な単位数＝124単位
面接授業（64単位～）

オンライン授業可
（60単位まで）