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参考資料3 (35 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20220525/zaiseia20220525.html
出典情報 財政制度等審議会 歴史の転換点における財政運営(5/25)《財務省》
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科学技術分野における基金措置

資料Ⅱ-3-32

○ 近年、科学技術関係予算における基金・ファンドに対する予算措置が、前例のない規模で増加しているが、まだ本格
的に執行されていない。すでに予算化されているこうした基金等については、今後数年間の研究活動に有効活用する
ことが重要であり、また、既存の官民協力の枠組にとらわれずスタートアップ企業の活用も推進すべき。
○ また、過去の基金による研究開発では、①期間中に研究資金の配分変更等が低調なプログラムが存在した、②ス
テージゲート等を活用して絞込みを上手に行ったプログラムほど概して画期的な研究成果を導き出している、といった指
摘(※)がされている。率直な中間評価に基づくプロジェクトの絞り込みや、機動的な資金配分見直しを行うなど、実効
性のあるステージゲートを機能させる必要。 ※革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)に係る制度検証報告書(平成30年2月)より
(兆円)
3.5

◆科学技術関係予算における
基金・ファンド措置額

R2年度 三次補正:

3.1

3.0

2.7

補正予算
当初予算

2.5

• グリーンイノベーション基金

2兆円
※うち、219億円交付済

• 大学ファンド(政府出資)
• ポスト5G情報通信システム基盤強化

5,000億円
900億円
※うち、650億円交付済

R3年度 補正:

2.0
3.0

1.5

2.6

• 先端半導体の国内生産拠点の確保

6,170億円

• 大学ファンド(政府出資)

6,111億円

• 経済安全保障重要技術育成基金

2,500億円

• 国内投資促進基金(ワクチン生産体制強化) 2,274億円

1.0

• ワクチン・新規モダリティ研究開発事業

1,504億円

• ポスト5G情報通信システム基盤強化

1,100億円

0.5

• 国内投資促進基金(蓄電池生産基盤確保)

1,000億円

0.0

0.1

0.1

0.2

H28

H29

H30

0.0
0.1

0.0
0.1

0.1
0.1

0.3
0.2
0.1

0.1

0.1

R1

R2

R3

0.1
0.1

R4

• ムーンショット型研究開発制度

800億円
※全てまだ交付額なし

(注)交付額は、内閣府HP 経済対策等の進捗状況(令和4年2月調査)より。