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資料3-3 外国での新たな措置の報告状況 (36 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26332.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和4年度第1回 6/22)《厚生労働省》
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外国での新たな措置の報告状況
(2021年12月1日~2022年3月31日)
No.

医薬品名(一般
名)

措置概要

措置国

措置区分

※1

本邦における措
置内容※2

209 イオベルソール

CCDSが改訂された。主な改訂内容は以下のとおり。
・Special warnings and precautions for useのPaediatric
populationの項に甲状腺機能低下症または一過性の甲状
腺抑制がヨード造影剤への曝露後に観察される場合がある
旨の追記。
・Pregnancyの項に、妊娠中に母親にヨード造影剤を投与し
フランス
た場合は、生後1週間は新生児の甲状腺機能を注意深くモ
ニターする必要がある。2週齢で甲状腺機能を再度モニ
ターすることを推奨する旨の追記。
・Undesirable effectsの項に、小児の項が新設され、甲状腺
機能障害は、ヨード造影剤の投与後、0~3歳の小児患者
で観察されている旨の追記。

その他

注目

210 エンザルタミド

トルコの添付文書が改訂された。主な改訂内容は以下のと
おり。
・Special warnings and precautions for useの項に、第2原発
トルコ
性悪性疾患が追記された。
・Special warnings and precautions for useの過敏症反応に
関する項に、重度皮膚副作用に関する情報が追記された。

その他

注目

211 ボリコナゾール

ボリコナゾールの米国添付文書が改訂され、Drug
interactionsの項に以下が追記された。
・レンボレキサント:併用を避けること。
・glasdegib:代替治療を考慮すること。併用を避けられない
場合はQT間隔延長を含む副作用リスク上昇のため患者を
観察すること。
・チロシンキナーゼ阻害剤(アキシチニブ、カボザンチニ
アメリカ
ブ、セリチニブ、cobimetinib、ダブラフェニブ、ダサチニブ、
ニロチニブ、スニチニブ、イブルチニブ、ribociclib等):併用
を避けること。併用を避けられない場合は、チロシンキナー
ゼ阻害剤の減量が推奨される。
・エスゾピクロン:エスゾピクロンの減量が推奨される。
・トレチノイン:特発性頭蓋内圧亢進症及び高カルシウム血
症の症状及び徴候を頻回に観察すること。

その他

注目

その他

注目

フランス、
欧州連
合、
その他
スウェー
デン

注目

212 トラネキサム酸

インフリキシマブ
(遺伝子組換え)
[後続1]
インフリキシマブ
213
(遺伝子組換え)
インフリキシマブ
(遺伝子組換え)
[後続3]

加国添付文書において、トラネキサム酸注射製剤の
warnings and Precautions等に、誤投与(硬膜外投与等)の
リスクをおよび、ホルモン避妊薬との併用時の血栓塞栓症
のリスク上昇について注意喚起が行われた。
【第1報】
欧州EMAにおいて、PRACの会合にて、インフリキシマブに
ついて以下の内容について医療専門家向けコミュニケー
ション(DHPC)が配布されることになった。
・インフリキシマブは胎盤通過性があり、生後12か月までの
乳児で検出されること
・妊娠中にインフリキシマブに暴露した乳児は生後12か月
間は生ワクチンの接種を行わないこと
・乳児からインフリキシマブが検出されない場合もしくは妊
娠中の投与が第1トリメスターだった場合、臨床的なベネ
フィットがあれば生ワクチンの接種も考慮すること
・母乳中にも低レベルで検出されること及び授乳により曝露
した乳児における生ワクチンの接種が推奨されないこと
【第2報】
仏国においても同様のDHPCを配布する旨の情報が追加さ
れた。
【第3報】
欧州添付文書が改訂されたもの。
【第4報】
欧州にて、上記DHPCが公表されたもの。
【第5報】
スウェーデンにて、上記DHPCが公表されたもの。

36

カナダ