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【報告(2)資料2】令和5年災害検証報告書(令和6年能登半島地震の対応含む).pdf (20 ページ)

公開元URL https://www.nga.gr.jp/conference/r06/6_1.html
出典情報 全国知事会議(8/1)《全国知事会》
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令和5年梅雨前線による大雨及び台風第2号

茨城県

課題 :内水氾濫への対応
被害の状況や動き
〇令和5年梅雨前線による大雨及び台風第2号による被害状況
(2023 年 6 月 27 日現在)
(1) 人的被害
軽傷:5名(市町村数:4)
(2) 住家被害
全壊:1棟
半壊:327 棟
床上浸水:31 棟
床下浸水:424 棟
一部損壊:6棟
全 789 棟(市町村数:23)
※上記の住家被害のうち、内水による浸水被害が 300 棟を超えるなど、これまで
にない大規模な内水氾濫が発生した。
都道府県で講じた(講じてきた)対応
○避難力強化に向けた主な取組み
①マイ・タイムラインの作成促進
・洪水ハザード内の全小学校へのマイ・タイムライン作成授業の実施
・住民や民生委員等に対するマイ・タイムライン作成講座の実施
・県独自様式「我が家のタイムライン」の作成・配布
・WEB版マイ・タイムライン作成システムの構築
②避難行動要支援者の避難対策
・個別避難計画の作成促進
・市町村における避難支援体制の構築促進
・防災士など支援者の要請・確保
③避難訓練の実施
・県・市町村が連携した避難力強化訓練の実施
・洪水ハザード内の全住民を対象とした避難訓練の実施
検証結果(効果的な取組と課題)
〇 効果的な取組み
河川の氾濫時など、逃げ遅れによる人的被害ゼロに向けて上記の①~③の取組
を強化してきた結果、マイ・タイムラインの普及や避難行動要支援者への支援体
制の構築が促進されたほか、市町村と連携した訓練の実施など、住民の避難力強
化につながった。
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