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【報告(2)資料2】令和5年災害検証報告書(令和6年能登半島地震の対応含む).pdf (57 ページ)
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公開元URL | https://www.nga.gr.jp/conference/r06/6_1.html |
出典情報 | 全国知事会議(8/1)《全国知事会》 |
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令和5年台風第7号
鳥取県
課題1:ダム下流域の安全確保の取組
被害の状況や動き
〇令和5年台風第7号の気象概況と被災状況
・気象概況
令和5年台風第7号により、佐治川ダム地点において最大時間雨量 70mm、最大
日雨量 578mm を記録し、佐治川ダム全体計画の計画日雨量 262mm を大きく上回り、
想定最大規模降雨 624mm/24hr に迫る規模の大雨となった。
・主な被災状況
県全体では過去最大の風水害 昭和 62 年台風第 19 号に次ぐ農林・土木被害額
(総額 316 億円、うち公共土木施設 205 億、農林施設関係 110 億円、自然公園関
係 1 億円)
佐治川流域では河川護岸の崩壊や川沿いの道路や電柱・上下水道管等も巻き込
んでライフラインが断絶、一時 28 集落、1,820 人が孤立状態となった。
都道府県で講じた(講じてきた)対応
〇ダム等に関するこれまでの安全確保に係る取組
・平成30年7月豪雨を教訓とした安全・避難対策のあり方研究会の提言と対
策の進捗状況
中四国地方を中心に多数の死傷者が発生した平成30年7月豪雨を教訓にダム
放流の安全・避難対策をとりまとめ、「豪雨災害での犠牲者ゼロ」を目指して以下
のハード・ソフト対策を進めてきた。
■継続した取組が必要な対策
・ダム放流時の安全な避難体制について関係者で協議を進める
・ダム堆砂対策の推進
・ダム機能、ダム放流リスクの理解を図るため住民との防災学習の実施
・防災リーダー育成、避難タイムライン作成、避難訓練の実施
■うち比較的短期間に実施できる対策
・利水調整関係者との協議による事前放流の積極的実施
・ダム流入予測システムの導入
・ダム下流部の浸水想定区域図の作成と住民への説明
・水位計、ライブカメラの設置、警報車からのアナウンス改善等あらたな情
報配信の検討
・その他ハード対策の進捗状況と効果事例
■防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策等による河道掘削等
台風襲来前から計画的に河道の樹木伐採や河床掘削により治水効果を高めて
いた区間では緊急放流時も大きな溢水や氾濫は見られず、整備効果を着実に発揮
した。
〇令和5年台風第7号に伴う佐治川ダムの操作や避難等の対応状況
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鳥取県
課題1:ダム下流域の安全確保の取組
被害の状況や動き
〇令和5年台風第7号の気象概況と被災状況
・気象概況
令和5年台風第7号により、佐治川ダム地点において最大時間雨量 70mm、最大
日雨量 578mm を記録し、佐治川ダム全体計画の計画日雨量 262mm を大きく上回り、
想定最大規模降雨 624mm/24hr に迫る規模の大雨となった。
・主な被災状況
県全体では過去最大の風水害 昭和 62 年台風第 19 号に次ぐ農林・土木被害額
(総額 316 億円、うち公共土木施設 205 億、農林施設関係 110 億円、自然公園関
係 1 億円)
佐治川流域では河川護岸の崩壊や川沿いの道路や電柱・上下水道管等も巻き込
んでライフラインが断絶、一時 28 集落、1,820 人が孤立状態となった。
都道府県で講じた(講じてきた)対応
〇ダム等に関するこれまでの安全確保に係る取組
・平成30年7月豪雨を教訓とした安全・避難対策のあり方研究会の提言と対
策の進捗状況
中四国地方を中心に多数の死傷者が発生した平成30年7月豪雨を教訓にダム
放流の安全・避難対策をとりまとめ、「豪雨災害での犠牲者ゼロ」を目指して以下
のハード・ソフト対策を進めてきた。
■継続した取組が必要な対策
・ダム放流時の安全な避難体制について関係者で協議を進める
・ダム堆砂対策の推進
・ダム機能、ダム放流リスクの理解を図るため住民との防災学習の実施
・防災リーダー育成、避難タイムライン作成、避難訓練の実施
■うち比較的短期間に実施できる対策
・利水調整関係者との協議による事前放流の積極的実施
・ダム流入予測システムの導入
・ダム下流部の浸水想定区域図の作成と住民への説明
・水位計、ライブカメラの設置、警報車からのアナウンス改善等あらたな情
報配信の検討
・その他ハード対策の進捗状況と効果事例
■防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策等による河道掘削等
台風襲来前から計画的に河道の樹木伐採や河床掘削により治水効果を高めて
いた区間では緊急放流時も大きな溢水や氾濫は見られず、整備効果を着実に発揮
した。
〇令和5年台風第7号に伴う佐治川ダムの操作や避難等の対応状況
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