令和５年７月15日からの大雨災害

青森県

課題：特になし
被害の状況や動き
〇７月 14 日から東北北部に梅雨前線が停滞したことにより、７月 15 日から 16 日
にかけて深浦町、外ヶ浜町、中泊町に土砂災害警戒情報が発表されるなど、激し
い雨となった。
○７月 15 日の降り始めからの降水量は、深浦町茶臼山で 328mm、深浦町大池で
281mm となり、深浦で観測された７月 15 日の 24 時間雨量 171.5mm は、７月とし
て観測史上最大となるなど、記録的な大雨となった。
○この影響により、深浦町及び鰺ヶ沢町において避難指示が発令された。
○人的被害や建物被害はなかったが、深浦町大間越地区の国道 101 号では、土砂流
出のため、全面通行止めとなった。この他、深浦町では、河川、農業用施設等
に被害が生じた。
都道府県で講じた（講じてきた）対応
○７月 15 日の土砂災害警戒情報を受け、同日付けで「令和５年７月 15 日の大雨に
係る青森県災害警戒本部」を設置していたところ、深浦町大間越地区で避難指示
が発令されている状況で、同地区で土砂災害が発生し、住民が避難したとの情報
があったため、全庁的に応急対策を講じる必要があると判断し、同日付けで「令
和５年７月 15 日からの大雨に係る青森県災害対策本部」へ移行した。
〇７月 15 日から 16 日にかけて、本庁及び出先機関の職員をリエゾンとして深浦町
に派遣し、情報収集などに努めた。
○７月 16 日に県内で全ての大雨警報が解除されたこと、国道 101 号（深浦町大間
越地区）の全面通行止めが解消されたこと、避難者が全て帰宅したこと、深浦町
から県に対する支援ニーズがなくなったことから、同日「令和５年７月 15 日か
らの大雨に係る青森県災害対策本部」を廃止。

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