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【報告(2)資料2】令和5年災害検証報告書(令和6年能登半島地震の対応含む).pdf (61 ページ)
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公開元URL | https://www.nga.gr.jp/conference/r06/6_1.html |
出典情報 | 全国知事会議(8/1)《全国知事会》 |
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鳥取県
令和5年台風第7号
課題2:迅速な被害状況の把握
被害の状況や動き
〇令和5年8月 15 日に近畿地方から山陰地方にかけて本州を縦断した台風第7号では特別警
報が発令され、県内各地では河川の氾濫、道路の冠水・寸断、土砂の崩落が多数発生。床上
床下浸水等、家屋被害に加え、断続的に発令された緊急安全確保や避難指示により住民生活
に大きな影響を与えた。県内中部を中心に発生した水田の法面崩壊や土砂流入、農道の崩落
等による農作物や農地施設への影響をはじめ路肩崩壊や護岸崩落、鳥取市では佐治川にかか
る2つの橋の流出や県道の寸断等により、孤立集落が発生し、最大で約 850 世帯 1,800 人が
孤立するなど、県内各地で多くの被害が発生した。
○鳥取県内の林業関係においても、林道及び作業道・林業専用道で甚大な被害を受け、被害額
が過去最大の 40 億円超となった。
■林道関係被害額一覧(災害査定後)
区分
箇所等
被害額
102 路線
林道
3,924,285 千円
517 箇所
作業道・林
業専用道
68 路線
190 箇所
124,893 千円
合
707 箇所
4,049,178 千円
計
市町村
主な被害状況
2市6町
路肩崩壊等
1市5町
路肩崩壊等
〇10 月 30 日~12 月 15 日の間、5次にわたり災害査定を受け、査定率は約 91%であった。
※激甚指定により大規模災害査定方針が適用され、査定は概略設計で申請。机上査定額が
500 万円未満から 1,530 万円以下に引き上げられ、早期に災害査定が完了(約 1 カ月の短
縮)
。
■林道施設に係る申請額及び査定決定額
(単位:千円)
県
市町村
計
箇
所
申請額
決定額
箇
所
申請額
決定額
箇
所
申請額
(A)
決定額
(B)
査定
率
(B/A)
14
529,042
522,200
110
3,068,069
2,745,186
124
3,597,111
3,267,386
90.8
〇今後、通常の林道の整備等の業務に加え、災害復旧の業務(現地調査の継続(周辺地域の崩
落等があるため現地調査未了箇所あり)
、査定結果を踏まえ、国への補助申請及び繰越承認
の手続、工事の詳細設計のための地元協議・設計書の作成・入札・現場監督、被害のあった
市町との連絡・調整・指導など)が上乗せとなる。
都道府県で講じた(講じてきた)対応
〇被害発生後、市町と連携し被害状況を把握するとともに、国に対し被害状況を説明し、国の
支援を要望した。
(9月4日、9月 13 日等)
○早期災害復旧を推進するため、8月専決及び9月補正予算を措置した。
■令和5年度の林道事業規模
区分
現年度予算+前年度繰越予算
台風7号被害関連措置額
事業額
約 2 億円
約 43 億円
合計額
約 45 億円
〇災害査定に当たり、団体営林道の被害調査とりまとめを早急に行うため、9月~12 月中旬
まで選任職員2名を所轄事務所に追加配置し、支援体制を強化した。
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令和5年台風第7号
課題2:迅速な被害状況の把握
被害の状況や動き
〇令和5年8月 15 日に近畿地方から山陰地方にかけて本州を縦断した台風第7号では特別警
報が発令され、県内各地では河川の氾濫、道路の冠水・寸断、土砂の崩落が多数発生。床上
床下浸水等、家屋被害に加え、断続的に発令された緊急安全確保や避難指示により住民生活
に大きな影響を与えた。県内中部を中心に発生した水田の法面崩壊や土砂流入、農道の崩落
等による農作物や農地施設への影響をはじめ路肩崩壊や護岸崩落、鳥取市では佐治川にかか
る2つの橋の流出や県道の寸断等により、孤立集落が発生し、最大で約 850 世帯 1,800 人が
孤立するなど、県内各地で多くの被害が発生した。
○鳥取県内の林業関係においても、林道及び作業道・林業専用道で甚大な被害を受け、被害額
が過去最大の 40 億円超となった。
■林道関係被害額一覧(災害査定後)
区分
箇所等
被害額
102 路線
林道
3,924,285 千円
517 箇所
作業道・林
業専用道
68 路線
190 箇所
124,893 千円
合
707 箇所
4,049,178 千円
計
市町村
主な被害状況
2市6町
路肩崩壊等
1市5町
路肩崩壊等
〇10 月 30 日~12 月 15 日の間、5次にわたり災害査定を受け、査定率は約 91%であった。
※激甚指定により大規模災害査定方針が適用され、査定は概略設計で申請。机上査定額が
500 万円未満から 1,530 万円以下に引き上げられ、早期に災害査定が完了(約 1 カ月の短
縮)
。
■林道施設に係る申請額及び査定決定額
(単位:千円)
県
市町村
計
箇
所
申請額
決定額
箇
所
申請額
決定額
箇
所
申請額
(A)
決定額
(B)
査定
率
(B/A)
14
529,042
522,200
110
3,068,069
2,745,186
124
3,597,111
3,267,386
90.8
〇今後、通常の林道の整備等の業務に加え、災害復旧の業務(現地調査の継続(周辺地域の崩
落等があるため現地調査未了箇所あり)
、査定結果を踏まえ、国への補助申請及び繰越承認
の手続、工事の詳細設計のための地元協議・設計書の作成・入札・現場監督、被害のあった
市町との連絡・調整・指導など)が上乗せとなる。
都道府県で講じた(講じてきた)対応
〇被害発生後、市町と連携し被害状況を把握するとともに、国に対し被害状況を説明し、国の
支援を要望した。
(9月4日、9月 13 日等)
○早期災害復旧を推進するため、8月専決及び9月補正予算を措置した。
■令和5年度の林道事業規模
区分
現年度予算+前年度繰越予算
台風7号被害関連措置額
事業額
約 2 億円
約 43 億円
合計額
約 45 億円
〇災害査定に当たり、団体営林道の被害調査とりまとめを早急に行うため、9月~12 月中旬
まで選任職員2名を所轄事務所に追加配置し、支援体制を強化した。
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