【参考資料2】薬剤耐性ワンヘルス動向調査報告書2023 (142 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47987.html |
出典情報 | 薬剤耐性ワンヘルス動向調査検討会(第12回 1/8)《厚生労働省》 |
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ヒト由来大腸菌と家畜由来大腸菌のフルオロキノロン耐性率の比較
ヒト由来大腸菌では 2003 年からフルオロキノロン耐性率の増加傾向が認められる一方、家畜由来
大腸菌のフルオロキノロン耐性率は豚由来株及び肉用牛由来株では 5%未満、肉用鶏由来株では 15%
未満で推移し、ヒトと家畜では異なる傾向が認められた(図8)
③ 抗菌剤販売量調査体制
「動物用医薬品等取締規則」(平成 16 年農林水産省令第 107 号)第 71 条の 2 の規定に基づく製
造販売業者からの動物用医薬品の取扱数量の届出により、毎年、動物用抗菌剤販売量調査を行ってい
る(図9)。2001 年から、系統ごと、剤形ごとの製造販売量に加え、有効成分ごと、投与経路ごと
の販売量及び動物種ごとの推定販売量に関する調査を実施している。集計結果は、「動物用医薬品、
医薬部外品及び医療機器販売高年報」として動物医薬品検査所のウェブサイトに公表されている。ま
た、WOAH 抗菌剤使用量の動向に関する陸生動物衛生規約(6、8 章)6 において、世界各国の使用量
を把握し比較するために求められている動物種ごとの有効成分の使用量の成績については、当該調査
結果をもとに報告されている。
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