【参考資料2】薬剤耐性ワンヘルス動向調査報告書2023 (76 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47987.html |
出典情報 | 薬剤耐性ワンヘルス動向調査検討会(第12回 1/8)《厚生労働省》 |
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Klebsiella spp.では K. pneumoniae が最も多く、他に K. oxytoca が収集された。2022 年は、犬猫
由来株の NA 及び CPFX、猫由来株の CEZ、セファレキシン(CEX)、CTX、SM、GM、TC 及び ST
に対して 40%を超える耐性率が認められた。一方、犬及び猫由来株の KM に対する耐性率は 20%未
満であった。ヒトの医療で重要な抗菌剤については、犬及び猫由来株でそれぞれ CTX に対しては
33.7%、60.9%、CPFX に対しては 42.7%、68.1%、CL に対しては 0.0%、2.9%の耐性率であり、
MEPM に対する耐性率はいずれも 0.0%であった。
表 64
疾病にり患した犬及び猫由来の Klebsiella spp.の耐性率の推移(%)
薬剤
BP
CEZ
32*
CEX
CTX
MEPM
動物
32†
4*
4*
GM
2022 年
犬
47.2
51.0
42.0
45.8
44.0
37.1
猫
84.6
90.0
67.6
61.3
69.3
63.8
犬
44.4
46.9
42.0
45.8
44.0
33.7
猫
84.6
80.0
62.2
58.1
64.0
63.8
犬
41.7
36.7
34.6
34.9
37.4
33.7
猫
80.8
75.0
56.8
48.4
56.0
60.9
犬
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
34.7
29.6
31.3
30.8
32.6
猫
57.7
55.0
59.5
41.9
52.0
46.4
犬
26.4
28.6
21.0
28.9
24.2
30.3
猫
61.5
55.0
40.5
33.9
44.0
49.3
犬
8.3
12.2
6.2
10.8
9.9
9.0
猫
23.1
20.0
13.5
12.9
9.3
18.8
犬
33.3
42.9
30.9
33.7
26.4
29.2
猫
57.7
65.0
48.6
40.3
56.0
50.7
犬
25.0
32.7
19.8
25.3
20.9
21.3
猫
26.9
45.0
16.2
25.8
26.7
27.5
犬
1.4
0.0
0.0
0.0
0.0
0.0
猫
3.8
0.0
0.0
1.6
4.0
2.9
犬
51.4
61.2
46.9
48.2
54.9
46.1
猫
84.6
95.0
81.1
54.8
77.3
75.4
4*(2018 年
犬
44.4
57.1
46.9
44.6
49.5
42.7
より1)
猫
84.6
90.0
75.7
56.5
73.3
68.1
犬
41.7
46.9
37.0
39.8
38.5
34.8
猫
76.9
70.0
56.8
43.5
54.7
56.5
犬
72
49
81
83
91
89
猫
26
20
37
62
75
69
CP
32*
CL
4*
NA
32*
ST
2021 年
0.0
16*
CPFX
2020 年
26.4
64*
TC
2019 年
犬
16*
KM
2018 年
猫
32†
SM
2017 年
種
76/4*
検査株数(n)
BP の単位は µg/mL。
* CLSI に規定された BP。
†
CEX は EUCAST の値を用いた。SM は EUCAST でも設定されていないことから JVARM の値(平成 13 年度に得られた二峰
性を示す MIC 分布の中間点)を用いた。ABPC も調査対象としているが K. pneumoniae、K. oxytoca とも自然耐性のため記
載していない。
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