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【参考資料2】薬剤耐性ワンヘルス動向調査報告書2023 (143 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47987.html
出典情報 薬剤耐性ワンヘルス動向調査検討会(第12回 1/8)《厚生労働省》
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図9

動物用抗菌剤販売量調査実施体制

④ 今後の展望
JVARM の今後の主な課題は、1)家畜由来細菌及び愛玩動物由来細菌の全ゲノム解析により、よ
り高度な薬剤耐性遺伝子等の調査・解析をさらに進め、動向調査への活用及びヒト分野との比較につ
いても検討、2)動物用抗菌剤の使用量を WOAH が提示する統一法により算出したバイオマス重量
を参考とした評価、3)畜産現場周辺の環境における薬剤耐性菌の分布状況の調査方法を確立して実
施していくことの3点である。今後は、JVARM で実施している動物分野におけるモニタリングにつ
いて継続するとともに、これらの課題に対応した取組みも開始する。さらに、ワンヘルス動向調査推
進のため、JANIS との全ゲノム解析データの比較等、引き続き連携を深めていく予定である。他分野
と連携することにより薬剤耐性菌伝達過程の解明を進め、リスク評価やリスク管理の根拠となるデー
タが集積されると考えられる。

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