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【参考資料２】薬剤耐性ワンヘルス動向調査報告書2023 (58 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47987.html |
| 出典情報 | 薬剤耐性ワンヘルス動向調査検討会（第12回 1／8）《厚生労働省》 |
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ⅱ. Staphylococcus aureus
2011 年から 2018 年は 7 薬剤、2019 年からは、更にオキサシリン（MPIPC）を加えた 8 薬剤を対
象に調査を行った。2021 年の豚由来株では、TC に対しては 50%を超える耐性が認められた。また、
全ての薬剤において、豚由来株で牛及び鶏由来株に比べて高い耐性率が認められた。ヒトの医療で重
要な CPFX に対する耐性率は、牛及び鶏由来株では 1%以下であったが、豚由来株では 13.6%であっ
た。
病性鑑定材料から分離された Staphylococcus aureus の耐性率の推移（％）
表 48
薬剤*
BP
動物種
2011 年
2012 年
2013 年
2014 年
2015 年
2016 年
2017 年
2018 年
2019 年
2020 年
2021 年
ABPC(2019 年よ
0.5
牛
5.5
13.6
11.0
11.1
21.3
7.8
7.4
9.3
6.4
7.0
2.0
豚
-
-
-
-
-
75.6
71.4
82.4
87.5
81.0
81.8
鶏
0.0
25.0
0.0
15.4
50.0
3.7
22.6
8.0
0.0
12.5
0.0
牛
‐
‐
‐
‐
‐
‐
‐
‐
2.4
0.8
0.0
豚
‐
‐
‐
‐
‐
‐
‐
‐
15.0
4.8
0.0
鶏
‐
‐
‐
‐
‐
‐
‐
‐
0.0
0.0
0.0
牛
6.4
2.3
2.8
1.1
2.7
1.4
3.4
5.8
8.0
4.7
5.9
豚
-
-
-
-
-
33.3
20.4
39.2
17.5
19.0
31.8
鶏
0.0
10.0
0.0
7.7
16.7
3.7
0.0
0.0
0.0
0.0
15.0
牛
0.9
2.3
1.8
0.0
1.3
0.0
0.6
0.0
0.0
0.8
0.0
豚
-
-
-
-
-
2.2
14.3
11.8
7.5
4.8
4.5
鶏
0.0
15.0
0.0
0.0
0.0
3.7
9.7
4.0
0.0
0.0
0.0
牛
1.8
3.4
5.5
0.0
6.7
2.8
1.7
5.8
4.8
3.9
1.0
豚
-
-
-
-
-
37.8
38.8
52.9
52.5
33.3
18.2
鶏
50.0
55.0
0.0
15.4
16.7
22.2
6.5
4.0
17.6
4.2
5.0
牛
0.0
2.3
8.3
5.5
6.7
0.0
0.0
0.6
2.4
0.8
2.0
豚
-
-
-
-
-
57.8
53.1
60.8
77.5
57.1
54.5
鶏
37.5
5.0
0.0
16.7
16.7
33.3
19.4
20.0
17.6
20.8
5.0
牛
0.0
0.0
0.9
0.0
1.3
0.0
0.6
0.6
1.6
0.0
5.9
り PCG)
MPIPC
SM
GM
EM
TC
CP
CPFX
4†
64
16†
8†
16†
32†
4†
検査株数（n）
豚
-
-
-
-
-
22.2
30.6
43.1
37.5
28.6
22.7
鶏
0.0
0.0
0.0
15.4
33.3
3.7
3.2
8.0
0.0
12.5
5.0
牛
0.0
0.0
0.9
0.0
1.3
0.7
0.6
0.0
1.6
1.6
1.0
豚
-
-
-
-
-
11.1
8.2
23.5
5.0
23.8
13.6
鶏
25.0
0.0
4.2
15.4
33.3
3.7
3.2
2.8
0.0
16.7
0.0
牛
109
88
109
91
75
141
175
172
125
128
101
豚
-
-
-
-
-
45
49
51
40
21
22
鶏
8
20
24
12
6
27
31
25
17
24
20
BP の単位は µg/mL。
-：2015 年までの豚由来株については、いずれの年も株数が５株未満であったため、掲載していない。
* NA についても調査対象としているが、BP が設定できないため、耐性率は掲載していない。
†
CLSI に規定された BP。
53
2011 年から 2018 年は 7 薬剤、2019 年からは、更にオキサシリン（MPIPC）を加えた 8 薬剤を対
象に調査を行った。2021 年の豚由来株では、TC に対しては 50%を超える耐性が認められた。また、
全ての薬剤において、豚由来株で牛及び鶏由来株に比べて高い耐性率が認められた。ヒトの医療で重
要な CPFX に対する耐性率は、牛及び鶏由来株では 1%以下であったが、豚由来株では 13.6%であっ
た。
病性鑑定材料から分離された Staphylococcus aureus の耐性率の推移（％）
表 48
薬剤*
BP
動物種
2011 年
2012 年
2013 年
2014 年
2015 年
2016 年
2017 年
2018 年
2019 年
2020 年
2021 年
ABPC(2019 年よ
0.5
牛
5.5
13.6
11.0
11.1
21.3
7.8
7.4
9.3
6.4
7.0
2.0
豚
-
-
-
-
-
75.6
71.4
82.4
87.5
81.0
81.8
鶏
0.0
25.0
0.0
15.4
50.0
3.7
22.6
8.0
0.0
12.5
0.0
牛
‐
‐
‐
‐
‐
‐
‐
‐
2.4
0.8
0.0
豚
‐
‐
‐
‐
‐
‐
‐
‐
15.0
4.8
0.0
鶏
‐
‐
‐
‐
‐
‐
‐
‐
0.0
0.0
0.0
牛
6.4
2.3
2.8
1.1
2.7
1.4
3.4
5.8
8.0
4.7
5.9
豚
-
-
-
-
-
33.3
20.4
39.2
17.5
19.0
31.8
鶏
0.0
10.0
0.0
7.7
16.7
3.7
0.0
0.0
0.0
0.0
15.0
牛
0.9
2.3
1.8
0.0
1.3
0.0
0.6
0.0
0.0
0.8
0.0
豚
-
-
-
-
-
2.2
14.3
11.8
7.5
4.8
4.5
鶏
0.0
15.0
0.0
0.0
0.0
3.7
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4.0
0.0
0.0
0.0
牛
1.8
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5.5
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6.7
2.8
1.7
5.8
4.8
3.9
1.0
豚
-
-
-
-
-
37.8
38.8
52.9
52.5
33.3
18.2
鶏
50.0
55.0
0.0
15.4
16.7
22.2
6.5
4.0
17.6
4.2
5.0
牛
0.0
2.3
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5.5
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0.0
0.0
0.6
2.4
0.8
2.0
豚
-
-
-
-
-
57.8
53.1
60.8
77.5
57.1
54.5
鶏
37.5
5.0
0.0
16.7
16.7
33.3
19.4
20.0
17.6
20.8
5.0
牛
0.0
0.0
0.9
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1.3
0.0
0.6
0.6
1.6
0.0
5.9
り PCG)
MPIPC
SM
GM
EM
TC
CP
CPFX
4†
64
16†
8†
16†
32†
4†
検査株数（n）
豚
-
-
-
-
-
22.2
30.6
43.1
37.5
28.6
22.7
鶏
0.0
0.0
0.0
15.4
33.3
3.7
3.2
8.0
0.0
12.5
5.0
牛
0.0
0.0
0.9
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1.6
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豚
-
-
-
-
-
11.1
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5.0
23.8
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鶏
25.0
0.0
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3.7
3.2
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0.0
16.7
0.0
牛
109
88
109
91
75
141
175
172
125
128
101
豚
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-
-
-
-
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51
40
21
22
鶏
8
20
24
12
6
27
31
25
17
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20
BP の単位は µg/mL。
-：2015 年までの豚由来株については、いずれの年も株数が５株未満であったため、掲載していない。
* NA についても調査対象としているが、BP が設定できないため、耐性率は掲載していない。
†
CLSI に規定された BP。
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