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令和4年度厚生労働省予算案の主要事項 (102 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/22syokanyosan/index.html
出典情報 令和4年度厚生労働省所管予算案関係(12/24)《厚生労働省》
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(2)精神科救急医療体制の整備

17億円(17億円)

精神疾患のある救急患者や、精神疾患と身体疾患を併発している救急患者が、地域
で適切に救急医療を受けられるよう、関係機関(警察、消防、一般救急等)との連携
を図りながら、引き続き体制を整備する。
また、精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築に資する精神科救急医療
体制整備を推進するとともに、依存症患者が救急医療を受けた後に適切な専門医療や
支援等を継続して受けられるよう、依存症専門医療機関等と精神科救急医療施設等と
の連携体制を構築する。
(3)心神喪失者等医療観察法の医療提供体制の確保など
183億円(187億円)
心神喪失者等医療観察法に基づく医療を円滑に行うために、引き続き指定入院医療
機関を整備し、地域偏在の解消を進める。
指定医療機関の医療従事者等を対象とした研修や指定医療機関相互の技術交流等、
更なる医療の質の向上を図る取組を推進する。
(4)依存症対策の推進(一部再掲)

9.5億円(9.4億円)

アルコール、薬物、ギャンブル等依存症をはじめとする依存症患者やその家族等が
適切な治療や必要な支援を受けられるよう、全国拠点機関において、依存症対策に携
わる人材の養成や情報発信等に取り組む。
都道府県等において、依存症の治療・相談支援等を担う人材育成、依存症相談拠点、
依存症専門医療機関及び依存症治療拠点機関の選定・設置を行うことにより、依存症
相談支援・治療体制、各地域における包括的な連携協力体制の整備等を推進する。
また、依存症患者が救急医療を受けた後に適切な専門医療や支援等を継続して受け
られるよう、依存症専門医療機関等と精神科救急医療施設等との連携体制を構築する。
さらに、相談支援や普及啓発等に全国規模で取り組む民間団体の支援や依存症の実
態を把握するための調査を実施するとともに、広く国民一般を対象に依存症の正しい
理解を広めるための普及啓発を実施する。

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