令和4年度厚生労働省予算案の主要事項 (75 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/22syokanyosan/index.html |
出典情報 | 令和4年度厚生労働省所管予算案関係(12/24)《厚生労働省》 |
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126億円(118億円)
①
第 13 次労働災害防止計画重点業種等の労働災害防止対策の推進
61億円(52億円)
労働災害が増加傾向にある第三次産業等について、これまでに作成した各種労働
災害防止対策ツールの活用を促すための広報や安全担当者の養成等のための講習
会を行う。また、第三次産業における設備対策の強化、安全衛生管理体制の強化等
についての検討を行うとともに、介護労働者の腰痛予防対策の促進を図る。
建設業については、墜落・転落災害防止対策の充実強化など建設工事における労
働災害防止対策の促進を図る。また、一人親方等の安全衛生対策の推進を図る。
製造業等については、ICTを活用した高度な安全機能を有する機械等の活用を
促進するための支援を行う。また、スマート保安の推進を図るため、ボイラー等の
維持基準の在り方等について検討する。
併せて、伐木作業等に係る安全対策の充実など林業における労働災害防止対策の
促進を図る。
②
高齢者の特性に配慮した安全衛生対策を行う企業への支援
7.4億円(6.5億円)
中小企業による高年齢労働者の安全・健康確保措置を支援するための助成を行う。
また、「高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン」に係る講習会を実
施するとともに、高年齢労働者向けの労働災害防止対策事例等の活用促進を図る。
③
産業保健活動、メンタルヘルス対策の推進
48億円(51億円)
産業保健総合支援センターにおける中小企業・小規模事業者への訪問支援等の実
施、産業医等の産業保健関係者や事業者向け研修の充実等により、中小企業・小規
模事業者の産業保健活動を支援する。
中小企業・小規模事業者に対する助成等により、ストレスチェック制度の実施を
含むメンタルヘルス対策の取組の推進を図る。
④
化学物質対策、石綿ばく露防止対策の徹底
17億円(15億円)
事業者による自律的な管理のために必要なばく露防止手法の検討、簡易なリスク
アセスメント手法等の化学物質管理に資する支援ツールの開発、化学物質の危険有
害性の情報伝達に必要なラベル・安全データシート(SDS)の活用促進を図る。
建築物の解体等に従事する労働者の石綿ばく露を防止するため、改正石綿障害予
防規則に基づき、石綿の使用の有無の調査(事前調査)を徹底する等の施策の充実
を図る。
(参考)【令和3年度補正予算】
〇 建設アスベスト給付金の支給等
1,730億円
特定石綿被害建設業務労働者等に対する給付金等の支給に関する法律に基づき、石綿関連
疾病による精神上の苦痛を受けたことによる損害を賠償するための給付金等を支給するた
め、独立行政法人労働者健康安全機構に基金を創設する。
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