令和4年度厚生労働省予算案の主要事項 (61 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/22syokanyosan/index.html |
出典情報 | 令和4年度厚生労働省所管予算案関係(12/24)《厚生労働省》 |
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補正1,024億円、当初1,019億円
(1)デジタルなど成長分野を支える人材育成の強化【新規】
504億円
人材開発支援助成金について、民間からの提案を踏まえてメニュー化した訓練を高
率助成の対象とすることにより、デジタル人材等の育成を図る。
(2)非正規雇用労働者のキャリアアップ【新規】
268億円
キャリアアップ助成金について、人材開発支援助成金における「民間からの提案を
踏まえてメニュー化した訓練」を経て正社員化した場合に助成額を加算する。
(3)リカレント教育など生涯にわたる能力発揮の促進【新規】
96億円
教育訓練給付の対象講座について、民間からの提案を踏まえて拡充する。
(4)成長分野などへの労働移動の円滑化支援【新規】
150億円
特定求職者雇用開発助成金による雇入れ助成について、民間からの提案を踏まえて
設定するデジタル・グリーンなどの成長分野への労働移動を円滑に進めるため、高額
助成を実施する。
☆人への投資
人への投資を強化する3年間で 4,000 億円規模の施策パッケージについては、一定期間、一定の
規模で強力に取り組むため、令和4年度において、人材開発支援助成金や教育訓練給付等の枠組み
を活用することとし、民間の意見を踏まえた具体的な支援内容を決めるにあたり、外部有識者の意
見を踏まえるなど、適切に実施する。
(参考)【令和3年度補正予算】
〇
コロナ禍での非正規雇用労働者等に対する労働移動支援等
808億円
コロナ禍により大きな影響を受けている非正規雇用労働者等に対し、職業訓練と再就職支援を
組み合わせ、労働移動やステップアップを支援するため、トライアル雇用助成金等の拡充、民間
派遣会社を通じた研修・紹介予定派遣等を行う。
また、キャリアアップ助成金による非正規雇用労働者の正社員化や処遇改善を推進する。
その他、求職者支援制度の拡充を行う(制度要求)。
〇
IT分野への重点化によるデジタル人材の育成等
216億円
事業主等が行うIT技術の知識・技能を習得させるための訓練を人材開発支援助成金の高率助
成に位置づけることにより、デジタル人材の育成等を図る。
また、IT分野の職業訓練枠を拡充するため訓練委託費等の上乗せ等を行う(制度要求)。
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