令和4年度厚生労働省予算案の主要事項 (36 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/22syokanyosan/index.html |
出典情報 | 令和4年度厚生労働省所管予算案関係(12/24)《厚生労働省》 |
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小児・周産期医療体制の確保
7.3億円(11億円)
地域で安心して産み育てることのできる医療提供体制の確保を図るため、総合周
産期母子医療センターやそれを支える地域周産期母子医療センターの新生児集中
治療室(NICU)、母体・胎児集中治療室(MFICU)等へ必要な支援を行う。
また、分娩取扱施設が少ない地域を対象に、施設・設備整備及び産科医・産婦人
科医の派遣に必要な経費を支援する。
⑤
へき地保健医療対策の推進
80億円(78億円)
無医地区等のへき地に居住する住民に対する医療提供体制の確保を図るため、へ
き地診療所や巡回診療等を行うへき地医療拠点病院への支援を行うとともに、無医
地区等から高度・専門医療機関を有する都市部の医療機関へ患者を長距離輸送する
航空機(メディカルジェット)の運航等に必要な経費を支援する。
⑥
歯科保健医療提供体制の整備
4.6億円(2.1億円)
「歯科保健医療ビジョン」や新型コロナウイルス感染症への対応等も踏まえた各
地域での施策が実効的に進められるよう、歯科保健医療提供体制の構築に向けて取
り組む。
また、歯科専門職間の連携を進め、より質の高い歯科医療を提供する観点から、
歯科衛生士・歯科技工士を確保するため、離職防止・復職支援のために必要な経費
を支援する。
⑦
在宅医療の推進【一部新規】
43百万円(28百万円)
地域包括ケアシステムを支える在宅医療を推進するため、在宅医療・訪問看護に
係る専門知識や経験を豊富に備え、地域の人材育成を推進することができる講師を
養成する。
⑧
人生の最終段階における医療・ケアの体制整備
1.3億円(1.2億円)
人生の最終段階における医療・ケアを受ける本人や家族等の相談に適切に対応で
きる医師、看護師等の育成に加え、人生会議(※)を普及・啓発するため、国民向
けイベントを行うなど、人生の最終段階を穏やかに過ごすことができる環境整備を
更に推進する。
また、第8次医療計画の策定に向け、人生の最終段階における医療・ケアに関す
る国民の意識を調査する。
※
人生会議:人生の最終段階で希望する医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・
ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組。ACP(Advance C
are Planning)の愛称。
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