令和4年度厚生労働省予算案の主要事項 (52 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/22syokanyosan/index.html |
出典情報 | 令和4年度厚生労働省所管予算案関係(12/24)《厚生労働省》 |
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小児・AYA世代のがん患者等の妊よう性温存療法のための支援
11億円(11億円)
小児・AYA世代のがん患者等の妊よう性温存療法に係る費用負担の軽減を図り
つつ、患者から臨床情報等を収集し、妊よう性温存療法の研究を促進するための事
業を引き続き実施する。
(2)循環器病対策【一部新規】(一部再掲)
45億円(49億円)
「循環器病対策推進基本計画」に基づき、循環器病対策全体の基盤となる循環器病
データベースの開発に向けた取組を進めるとともに、地域全体の患者支援体制の充実
を図るべく、地域の相談支援や情報提供等の中心的な役割を担う循環器病総合支援セ
ンターのモデル事業を実施する。加えて、循環器病の病態解明や予防、診断、治療、
リハビリテーション等に資する研究開発を強化するとともに、循環器病の発症時にお
ける対応方法等の普及啓発、心不全に関する緩和ケア研修の推進など、循環器病対策
を総合的に推進する。
また、都道府県循環器病対策推進計画に基づき、各都道府県が進める地域の特性に
応じた啓発活動や医療提供体制の構築等に対する支援を行う。
(3)肝炎対策
173億円(173億円)
肝炎対策基本指針に基づき、肝硬変・肝がんへの移行者を減らすことを目標に、肝
炎に対する正しい知識の普及啓発、肝炎ウイルス検査の促進や肝炎患者への医療費の
助成などの肝炎対策を総合的に推進する。
①
早期発見・早期治療を促進するための環境整備
120億円(122億円)
ア 肝炎ウイルス検査と重症化予防の推進
39億円(40億円)
保健所等における利便性に配慮した検査体制を確保するとともに、市町村に
おける個別勧奨や職域における勧奨等を実施し、肝炎ウイルス検査の促進を行
う。
また、肝炎ウイルス検査で陽性と判定された者に対する医療機関への受診勧
奨、初回精密検査や定期検査の検査費用の助成を行うことにより、肝炎患者の早
期治療を促進し、重症化の予防を図る。
イ
ウイルス性肝炎に係る医療の推進
74億円(74億円)
B型肝炎・C型肝炎のインターフェロン治療、インターフェロンフリー治療及
び核酸アナログ製剤治療に係る患者の医療費の負担を軽減することにより、適
切な医療の確保及び受療促進を図る。
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