令和4年度厚生労働省予算案の主要事項 (69 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/22syokanyosan/index.html |
出典情報 | 令和4年度厚生労働省所管予算案関係(12/24)《厚生労働省》 |
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170億円(183億円)
地域の高齢者の就業促進を図るため、地域の様々な機関が連携して高齢者の就業を
促進する「生涯現役地域づくり推進連携事業(仮称)
」を実施する。
シルバー人材センターにおいて、定年退職後等の高年齢者の多様な就業ニーズと地
域ニーズをマッチングし、高年齢者の生きがいの充実、社会参加の促進を通じて地域
社会の活性化等を図る。また、介護分野における周辺業務の切り出し等により、高齢
者を介護分野の担い手として積極的に活用できる仕組みを設ける。
9 障害者の就労促進
補正6.5億円、当初177億円(181億円)
(1)中小企業をはじめとした障害者の雇入れ支援等【一部新規】
135億円(137億円)
ハローワークと地域の関係機関が連携し、特に障害者の雇用経験や雇用ノウハウが
不足している障害者雇用ゼロ企業等に対して、採用の準備段階から採用後の職場定着
まで一貫したチーム支援等を実施し、中小企業をはじめとした障害者の雇入れ支援等
を行う。さらに、特に経営改善に資する障害者雇用の取組を進めるための支援を実施
するとともに、対象企業における取組をモデル事例として取りまとめ、横展開を図る。
障害者就業・生活支援センターについて、未設置圏域にセンターの設置を進めると
ともに、引き続き、地域支援機関のネットワーク拠点として障害者の就業面と生活面
の一体的な相談・支援の推進を図る。
(2)精神障害者、発達障害者、難病患者等の多様な障害特性に対応した就労支援
31億円(32億円)
精神障害者、発達障害者、難病患者である求職者についてハローワークに専門の担
当者を配置するなど多様な障害特性に対応した就労支援を行う。また、大学等におけ
る発達障害者等の増加を踏まえ、就職活動に際して専門的な支援が必要な学生等に対
して、大学等と連携して支援対象者の早期把握を図るとともに、就職準備から就職・
職場定着までの一貫した支援を行う。
精神障害者等の受入体制を整備するため、職業能力開発校において精神保健福祉士
等を配置するとともに、精神障害者等の受入れに係るノウハウを普及し、対応力を高
める。
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