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令和4年度厚生労働省予算案の主要事項 (50 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/22syokanyosan/index.html
出典情報 令和4年度厚生労働省所管予算案関係(12/24)《厚生労働省》
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(3)AMR(薬剤耐性)対策の推進

12億円(11億円)

「薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン」
(平成 28 年4月5日国際的に脅威と
なる感染症対策関係閣僚会議決定)に基づき、AMR対策に関する調査研究や普及啓
発、抗菌薬の適正使用に係るモデル事業等を行うとともに、ワンヘルス・アプローチ
(※)に関する国際会議を開催する。
AMRに関する医療・福祉における情報を集約し、医療専門職、福祉従事者等に向
けたオンラインでの情報提供や研修機会を提供する。


ワンヘルス・アプローチ:ヒト、動物、環境等の複雑な相互作用によって生じる感染症の対
策に、公衆衛生、動物衛生等の関係者が連携し、一体となって対応しようとする概念

(4)エイズ対策の推進

45億円(44億円)

HIV検査・相談について、引き続き、夜間・休日対応など利便性に配慮した体制
の整備を進めるとともに、HIV/エイズに関する正しい知識の普及啓発やHIV感
染者等の長期療養に係る環境の整備などの必要な施策を推進する。
特に、高齢化や血友病、肝・腎機能障害等の様々な疾患を抱えながら長期療養を継
続しているHIV感染者に対し、個々の状態に応じた包括的かつ継続的な医療や介
護・障害サービス等の提供が行われる環境整備を進めるため、ブロック拠点病院に医
師、コーディネーターナース、医療ソーシャルワーカー等で編成されるチームを配置
し、受入施設等への知識の習得や受け入れに対する不安の解消のための研修等の支援
の充実を図る。
(5)HTLV-1 関連疾患に関する研究の推進(再掲)
10億円(10億円)
ヒトT細胞白血病ウイルス 1 型(HTLV-1)への感染防止及びこれにより発症す
る成人T細胞白血病(ATL)やHTLV-1 関連脊髄症(HAM)の診断・治療法等
に関する研究について、感染症・がん・難病・母子保健の各分野の研究事業が連携す
ることにより、総合的な推進を図る。

(参考)【令和3年度補正予算】


プレパンデミックワクチンの備蓄等様々な感染症対策の充実・強化(再掲)

48億円

新型インフルエンザの発生に備えたプレパンデミックワクチンの備蓄や、自治体が行う風しん
の抗体検査事業に対する補助、病原体等の適正な管理体制の構築等、様々な感染症に対応するた
め、対策の充実・強化を図る。

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