令和4年度厚生労働省予算案の主要事項 (28 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/22syokanyosan/index.html |
出典情報 | 令和4年度厚生労働省所管予算案関係(12/24)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
再生・細胞医療・遺伝子治療プロジェクト
49億円(51億円)
再生・細胞医療の実用化に向け、創薬研究及び必要な基盤構築を行う。また、遺
伝子治療については、遺伝子導入技術等に関する研究開発とともに、分野融合的な
開発を推進する。特にiPS細胞や体性幹細胞等を用いた再生・細胞医療、遺伝子
治療の実用化を目指す。
④
ゲノム・データ基盤プロジェクト
108億円(104億円)
健常人及び疾患のバイオバンク・コホート等の情報に加え、臨床研究等を行う際
のコホート・レジストリ、臨床情報等を統合したデータ基盤を構築する。特に、が
んや難病領域において「全ゲノム解析等実行計画ロードマップ 2021」に基づいて、
患者還元体制の構築等に向けた解析を進める。
⑤
疾患基礎研究プロジェクト
62億円(67億円)
医療分野の研究開発への応用を目指し、様々な疾患を対象にした疾患メカニズム
の解明等のための基礎的な研究開発を行う。特に、がんや生活習慣病に対する個別
適切な治療法や病態解明等につながるシーズ探索のための研究を支援する。
⑥
シーズ開発・研究基盤プロジェクト
7.7億円(9.5億円)
アカデミアの組織・分野の枠を超えた研究体制を構築し、新規モダリティの創出
に向けた画期的なシーズの創出・育成等の基礎的研究を行う。特に、臨床研究中核
病院の特色を活かした革新的技術等の実用化促進や、新興・再興感染症等に対する
臨床試験等実施基盤の構築を目指す。
(2)厚生労働行政施策の推進に資する研究の促進
98億円(98億円)
厚生労働行政の各分野の政策立案、基準策定等のための基礎資料や科学的根拠を得
るための研究及び各分野の政策の推進、評価に関する研究等を推進する。
医療データの利用拡大のための基盤整備、人工知能(AI)の社会実装、地球規模
の保健課題解決に日本がリーダーシップを発揮するための戦略、次世代を含めた全て
の人の健やかな生活習慣形成等、良質な介護予防サービスの提供や障害者支援を推進
する地域づくりに取り組むとともに、食品の安全性確保、事業場における労働者の安
全と健康の確保、医療安全対策、化学物質の安全対策、地域における健康危機管理、
水道水や生活環境の安全対策、薬剤耐性対策等の推進などに必要な研究を推進する。
また、新型コロナウイルス感染症対策をはじめとする国民の生活を脅かす突発的な
問題や社会的要請の強い諸問題について、緊急に行政による効果的な施策が必要な場
合に、先駆的な研究を支援し、当該課題を解決するための新たな科学的基盤を得ると
ともに、その成果を集約し、行政施策に活用する取組を引き続き推進する。
24
-24-