令和4年度厚生労働省予算案の主要事項 (84 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/22syokanyosan/index.html |
出典情報 | 令和4年度厚生労働省所管予算案関係(12/24)《厚生労働省》 |
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補正105億円、当初1,639億円(1,639億円)
(1)児童虐待防止対策の推進
①
子ども食堂や子どもへの宅食等を行う民間団体等も含めた地域における子ども
の見守り体制の強化【新規】
子ども食堂や子どもへの宅食等を行う民間団体等と連携して、食事の提供や学習
支援等、クーポン・バウチャーを活用した子育て支援等サービスを通じた子どもの
状況把握を行うことにより、地域における子どもの見守り体制の強化を支援する。
②
子どもの意見・意向表明(アドボケイト)の推進等による子どもの権利擁護の強
化
子どもの権利擁護を図る観点から、子どもの意見・意向表明(アドボケイト)に
ついて先進的な取組を行う自治体を支援する。
また、児童相談所での第三者評価の推進を図るため、第三者評価の受審に要する
費用の補助制度を創設する。さらに、一時保護中の通学支援について、一時保護所
等が原籍校から離れていることを理由に通学の制限が行われることがないよう、原
籍校への送迎を支援する。
(参考)【令和3年度補正予算】
〇
虐待防止のための情報共有システムの整備等ICT活用による児童虐待防止対策の強化
76億円
児童虐待に関する全国統一の情報共有システムの整備を進め、児童相談所・市町村におけ
る情報共有や、転居ケース等における対応を効率的・効果的に行う取組を支援するとともに、
一時保護の判断に当たり、AIを活用した緊急性の判断に資する全国統一のツールの開発を
促進する。
また、子どもや保護者が相談しやすくなるようSNSによる相談体制の構築を行うととも
に、児童相談所、婦人相談所等においてテレビ会議やタブレット端末等の活用を促進し、業
務の負担軽減・ICT化を図る。
〇
社会福祉施設等の耐災害性強化等(再掲)
241億円
児童福祉施設や障害者支援施設、介護施設等の災害復旧や、「防災・減災、国土強靱化の
ための5か年加速化対策」に基づく耐震化整備、非常用自家発電設備の設置、浸水対策等に
ついて支援を行う。
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