資 料4-1 令和3年度第6回安全技術調査会の審議結果について (11 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26025.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会(令和4年度第1回 6/8)《厚生労働省》 |
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チン接種者の採血制限期間の検討にあたっての考慮すべき点
• 「献血者の安全性」
「バキスゼブリアの添付文書」、「バキスゼブリア筋注適正使用ガイド」では、当該ワク
チン接種後の副反応は接種後28日目までに発症するとされている。
• 「血液製剤の安全性」
アストラゼネカ社製ワクチン接種後の重篤な有害事象として、当該ワクチンの接種に
より誘導された免疫応答による血栓性血小板減少症(vaccine-induced immune
thrombotic thrombocytopenia: VITT)があり、これを引き起こす抗PF4抗体が血液製剤
の安全性に与える影響を考慮する必要がある。
• 「血液確保への影響」
アストラゼネカ社製ワクチンは、本邦において接種者が非常に少ないことに加え、対
象者が限定されている(mRNAワクチンの接種が適さない方など)。
「献血者の安全性」や「血液確保への影響」に加え、本ワクチン固有の特性を踏まえ、「血液製剤
の安全性」への影響にも着目し、慎重に採血制限期間を検討する必要があると考える。
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