資 料4-1 令和3年度第6回安全技術調査会の審議結果について (274 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26025.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会(令和4年度第1回 6/8)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
免疫原性(COV001試験、COV002試験、COV003試験、COV005試験の併合データ)
■ 液性免疫:中和抗体価(年齢別部分集団解析)
ベースライン時血清反応陰性のSDSD免疫原性解析対象集団において、2回目接種後28日の中和抗体価は
下表のとおりでした。
SARS-CoV-2に対する中和抗体価
18~64歳
65歳以上
598/1,491
78/215
185.74
109.60
(168.87, 204.30)
(84.84, 141.59)
n/Nsub
GMT
95%信頼区間
a
(SDSD免疫原性解析対象集団)
a:Clopper-Person法による
Nsub=接種群ごとの各サブグループの被験者数、n=その時点で解析対象となるサンプルを有する被験者数
GMT:幾何平均抗体価(geometric mean antibody titer)
被験者数nに対して、全員の力価(Xn)
の積のn乗根を計算することによって得られる、 被験者群の平均力価(n√X1×X2×・.・・×Xn)
【対
象】ベースライン時の血清反応が陰性のSDSD免疫原性解析対象集団
【方
を用いて中和抗体価を測定した。
法】SARS-CoV-2の実ウイルスを用いた中和抗体分析法(ND50)
■ 接種間隔別の中和抗体価(探索的解析)
ベースライン時血清反応陰性の免疫原性解析対象集団において、1回目および2回目接種後の中和抗体価
(偽型ウイルス)
は下表のとおり、接種間隔の延長に伴い上昇する傾向が認められました。
SARS-CoV-2に対する接種間隔別の中和抗体価(偽型ウイルス中和抗体分析法)
1回目と2回目の接種間隔
接種者内訳
ベースライン
1回目接種後28日
2回目接種後28日
4週以上8週未満
8週以上12週以下
N=815
N=587
n
396
195
GMT
20.662
20.291
(95%信頼区間)
(19.99, 21.35)
(19.72, 20.88)
n
352
172
GMT
53.856
68.915
(95%信頼区間)
(47.26, 61.38)
(56.72, 83.72)
n
356
182
GMT
130.936
215.953
(95%信頼区間)
(115.22, 148.79)
(187.10, 249.25)
(SDSD免疫原性解析対象集団)
GMT:幾何平均抗体価(geometric mean antibod ytiter)
被験者数nに対して、全員の力価(Xn)
の積のn乗根を計算することによって得られる、 被験者群の平均力価(n√X1×X2×・.・・×Xn)
N=解析対象となる被験者数
n=抗体価が不確定または欠落していない被験者数
NE=評価不能
承認用法用量外での接種症例の情報を含んでいます。
【用法及び用量】1回0.5mLを4~12週間の間隔をおいて2回筋肉内に接種する。
24
272