資 料4-1 令和3年度第6回安全技術調査会の審議結果について (139 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26025.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会(令和4年度第1回 6/8)《厚生労働省》 |
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+プラセボ群 1.6%(81/5,209 例)、プラセボ 2 回接種群 0.9%(9/988 例))、2 回目接種後について、
本剤群で 0.6%(66/10,317 例)、対照群全体で 0.6%(60/10,141 例)(髄膜炎菌ワクチン 2 回接種群 0.6%
(24/3,944 例)、髄膜炎菌ワクチン+プラセボ群 0.5%(25/5,209 例)、プラセボ 2 回接種群 1.1%(11/988
例))であった。本剤群におけるグレード 3 以上の非特定有害事象の発現割合は、初回接種後と比較し
て 2 回目接種後で概して低かった。
発現時期について、本剤群における接種回数を問わない接種後 7 日間及び 8 日以降の非特定有害事象
の発現割合は、それぞれ 35.5%(対照群 24.2%)及び 11.4%(対照群 10.9%)であり、発現割合の高い
主な非特定有害事象の大部分は本剤接種後 7 日以内に発現していた。
なお、併合解析の対象とされた試験のうち、COV001 試験及び COV002 試験の一部の群、並びに COV003
試験の全被験者では、アセトアミノフェンの予防投与が許容されていたが(7.1.2 項、7.2.1 項及び 7.3.1
項参照)、いずれの試験でも予防投与は必須ではなく被験者の任意であった。加えて、得られた成績の
範囲で、特定有害事象の発現割合はアセトアミノフェンの予防投与を受けた被験者では予防投与を受け
なかった被験者と比較して低かったものの、その効果は限定的であったこと、及び本剤の安全性プロファ
イルはアセトアミノフェンの予防投与なしでも許容可能と考えることも踏まえると、本剤を接種する際
にアセトアミノフェンの予防投与を推奨する必要性はないと考える。
②国内 D8111C00002 試験
国内 D8111C00002 試験における有害事象の発現状況は、7.1.1 項表 17、並びに表 18-1 及び 2 のとおり
である。
日本人における本剤の安全性プロファイルについて、申請者は以下のように説明している(グレード
の定義は 11.2 項表 56-1、2 及び 4 参照)。
TVS の本剤群における局所の特定有害事象について、初回又は 2 回目接種後の局所の特定有害事象の
大部分は軽度又は中等度であり、重度(グレード 3)の事象は 2 例(注射部位疼痛・圧痛 1 例及び圧痛 1
例、いずれも初回接種後、コホート C)に認められ、グレード 4 以上は認められなかった。プラセボ群
では重度(グレード 3)以上の事象は認められなかった。本剤群における局所の特定有害事象の重症度
及び発現割合は、初回接種後と比較して 2 回目接種後で概して低かった。また、本剤群において、70 歳
以上のサブコホート D2 では、コホート C 又はサブコホート D1 と比較して、局所の特定有害事象の重
症度及び発現割合が低かった。
TVS の本剤群における全身の特定有害事象について、初回又は 2 回目接種後の全身の特定有害事象の
大部分は軽度又は中等度であり、重度(グレード 3)の事象は 9 例(発熱・悪寒・筋肉痛・疲労・頭痛・
倦怠感・悪心・嘔吐 1 例、悪寒・疲労・頭痛・倦怠感 1 例、悪寒・筋肉痛・疲労・頭痛・倦怠感 1 例、
発熱 3 例、悪寒 1 例、頭痛 1 例、筋肉痛 1 例、いずれも初回接種後、コホート C)に認められ、グレー
ド 4 以上は認められなかった。プラセボ群では重度(グレード 3)以上の事象は認められなかった。本
剤群における全身の特定有害事象の重症度及び発現割合は、初回接種後と比較して 2 回目接種後で概し
て低かった。また、本剤群において、56 歳以上の被験者が含まれるサブコホート D1 及び D2 では、コ
ホート C と比較して、全身の特定有害事象の重症度及び発現割合が低かった。
特定有害事象の発現時期及び回復性について、本剤群における接種回数を問わない局所の特定有害事
象の発現割合は、接種後 1 日(接種日の翌日)及び 2 日がそれぞれ 53.6%及び 56.8%と高く、全身の特
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バキスゼブリア筋注_アストラゼネカ株式会社_特例承認に係る報告書
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