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新型コロナウイルス感染症に係る 予防接種の実施に関する手引き (13.1 版) (158 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/content/001025484.pdf
出典情報 新型コロナウイルス感染症に係る 予防接種の実施に関する手引き (13.1 版)(12/9)《厚生労働省》
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前後に他の予防接種(インフルエンザの予防接種を除く。)を行う場合においては、
原則として 13 日以上の間隔をおくこととし、他の予防接種(インフルエンザの予防
接種を除く。
)を同時に同一の接種対象者に対して行わないこと。
接種液の用法
冷蔵庫(2~8℃)で解凍する場合82は、解凍及び希釈を1か月以内に行う。室温
で解凍する場合83は、解凍及び希釈を2時間以内に行う。解凍後は再冷凍しない。
希釈前に室温に戻し、無菌操作で希釈を行う。バイアルに生理食塩液 1.8 ミリリッ
トルを加え、白色の均一な液になるまでゆっくりと転倒混和する。振り混ぜないこと。
希釈後の液は、2~30℃で保存し、希釈後6時間以内に使用する。
希釈保存の際には、室内照明による曝露を最小限に抑えること。直射日光及び紫外
線が当たらないようにすること。
接種部位
通常、三角筋に筋肉内接種すること。静脈内、皮内、皮下への接種は行わないこと。
接種後の経過観察
接種後にアナフィラキシーを呈することがあるため、接種後少なくとも 15 分間は
被接種者の状態を観察する必要があること。また、過去にアナフィラキシーを含む重
いアレルギー症状を引き起こしたことがある者については、接種後 30 分程度、状態
の観察をする必要があること。
接種後に血管迷走神経反射として失神があらわれることがあるため、過去に採血
等で気分が悪くなる又は失神等を起こしたことがある者については、接種後 30 分程
度、体重を預けられるような場所で座らせるなどした上で、なるべく立ち上がらない
ように指導し、被接種者の状態を観察する必要があること。なお、予診の結果等から
血管迷走神経反射による失神が生じる可能性が高いと考えられる者については、ベ
ッド等に横たわらせて接種するといった予防策も考えられる。
配送資材
12 歳以上用ファイザー社コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン(SARS
―CoV―2)のバイアルは、ドライアイスが充填された幅 48cm×奥行 48cm×高さ
40cm の箱の中の幅 23cm×奥行 23cm×高さ 4cm 小箱に納められている。また、-75℃
対応冷凍庫に格納できるバイアル箱の数は、カノウ冷機で最大8箱、日本フリーザー

82
83

12 歳以上用ファイザー社ワクチンを冷蔵庫(2~8℃)で解凍する場合の解凍時間は3時間を目安にすること。
12 歳以上用ファイザー社ワクチンを室温で解凍する場合の解凍時間は 30 分を目安にすること(5~11 歳用ファイザ
ー社ワクチンと同様)。

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