新型コロナウイルス感染症に係る 予防接種の実施に関する手引き (13.1 版) (86 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/content/001025484.pdf |
出典情報 | 新型コロナウイルス感染症に係る 予防接種の実施に関する手引き (13.1 版)(12/9)《厚生労働省》 |
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)を他の接種施設へ移送す
る場合は、以下の要件に留意すること。
図 10 モデルナ社のワクチンの配送・保管温度の関係
2~8℃で移送する場合の留意点
保冷バッグの使用方法は、保冷バッグの蓋の内側に記載してある方法を遵守する
こと。また、以下の点に留意すること。
事前に保冷剤を冷凍しておくこと。また、アルミ内箱とバイアルホルダーを冷蔵
庫(2~8℃)に投入し予冷すること。
一度溶けたワクチンが再凍結しないように注意すること。特に、一度溶けたワク
チンを0℃以下で保管しないこと。
ワクチンは-20℃対応冷凍庫から取り出したら速やかに保冷バッグに格納するこ
と。凍結したワクチンが冷蔵移送中に融解することは差し支えないが、再凍結は
厳禁であること(保冷バッグには、容量:10L程度、外気温 35℃で、12 時間以
上、2℃から8℃を維持できる性能が求められる。
)。
ワクチンを-20℃対応冷凍庫から取り出した年月日及び時刻を記載した紙(情報
連携シート)をワクチンと一緒に持ち運ぶこと。
ワクチンを保冷バッグに格納したら、速やかに移送を行うこと。
ワクチンの性質上、振動を避け安定した状態で移送する必要があることを踏ま
え、移送に当たっては、保冷バッグを揺らさないよう慎重に取り扱うこと。ま
た、移送に自転車やバイクの利用は避けること。
国が提供する保冷バックについて、移送中に開閉を行う場合には、6回までと
し、1回の開閉作業を2分以内に完了し、次の開閉までは 30 分以上の間隔を開
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