新型コロナウイルス感染症に係る 予防接種の実施に関する手引き (13.1 版) (55 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/content/001025484.pdf |
出典情報 | 新型コロナウイルス感染症に係る 予防接種の実施に関する手引き (13.1 版)(12/9)《厚生労働省》 |
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都道府県及び市町村は割り当てられた新型コロナワクチン等について、人口や接種順
位の上位となる者の数等の概数、流行状況、新型コロナワクチン等の使用実績等を踏ま
え、特定の医療機関等に接種を希望する者が集中しないように、新型コロナワクチン等
の割り当て量の調整を行う。
新型コロナワクチンについては、限られたワクチンを医療機関等に割り当てることか
ら、どの卸業者がどの医療機関にワクチン等を納品するか混乱が生じる可能性がある。
このため、都道府県内で地域担当卸をあらかじめ選定することにより、地域ごとの新型
コロナワクチンの流通を混乱無く円滑に実施する。具体的な選定の方法は、以下のとお
り。
日本医薬品卸売業連合会(以下「卸連」という。
)が、卸業者から、地域(都道府県
単位)ごとに新型コロナウイルスワクチンの流通を担うことについての意向を確認し、
担当候補となる卸業者をとりまとめの上、結果を厚生労働省に報告する(令和2年 12
月 25 日(金)まで)
。
報告を受けた厚生労働省は、都道府県に対して必要な情報を伝達する。
※1 「都道府県内の全地域で対応可」の卸業者 がある都道府県では、当該卸業者を
地域担当卸(候補)とする。
「都道府県内の全地域で対応可」がない都道府県では、
「都道府県内の一部地域のみ対応可」 の社を地域担当卸(候補)とする。
都道府県は、上記の結果から地域担当卸の候補を確認する。
①
候補が単数の場合は、当該卸を管内の地域担当卸(案)とする(ウの作業に続く)
。
②
候補が複数の場合は、候補の数を地域分割の必要数とする(
(イ)の作業に続く)
。
都道府県は必要数(会社数)に地域を分割する。分割単位は、市町村を最小単位と
して、保健所等の都道府県機関の所管区域、税務署等の国機関の管区、二次医療圏等
を踏まえて、地域担当卸(候補)の都道府県内の病院・診療所への配送先軒数の比率
と分割地域の人口比率が近づくように地域を分割する(都道府県は、地理的要因や物
流網、交通網から非合理的な分割になっていないか、離島や過疎地域が過度に偏って
いないか等を地域担当卸(候補)に確認し、地域担当卸(候補)は意見があれば書面
で都道府県に回答することとし、都道府県は必要に応じて修正を行う。)。
※2 各都道府県の地域担当卸(候補)の病院・診療所への配送先軒数の比率につい
ては、厚生労働省が民間データから抽出し、都道府県に伝達することを予定して
いる。
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