新型コロナウイルス感染症に係る 予防接種の実施に関する手引き (13.1 版) (83 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/content/001025484.pdf |
出典情報 | 新型コロナウイルス感染症に係る 予防接種の実施に関する手引き (13.1 版)(12/9)《厚生労働省》 |
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ファイザー社のワクチン(12 歳以上用以外)の配送・保管温度の関係
2~8℃で移送する場合の留意点
保冷バッグの使用方法は、保冷バッグの蓋の内側に記載してある方法を遵守する
こと。また、以下の点に留意すること。
事前に保冷剤を冷凍しておくこと。また、アルミ内箱とバイアルホルダーを冷蔵庫
で予冷しておくこと。
一度溶けたワクチンが再凍結しないように注意すること。特に、一度溶けたワクチ
ンを0℃以下で保管しないこと。
ワクチンは-75℃対応冷凍庫から取り出したら速やかに保冷バッグに格納するこ
と。凍結したワクチンが冷蔵移送中に融解することは差し支えないが、再凍結は厳
禁であること(保冷バッグには、容量:10L程度、外気温 35℃で、12 時間以上、
2℃から8℃を維持できる性能が求められる。)。
ワクチンを-75℃対応冷凍庫から取り出した年月日及び時刻を記載した紙(情報提
供シート)をワクチンと一緒に持ち運ぶこと。
ワクチンを保冷バッグに格納したら、速やかに移送を行うこと。
ワクチンの性質上、振動を避け安定した状態で運搬する必要があることを踏まえ、
運搬に当たっては、保冷バッグを揺らさないよう慎重に取り扱うこと。また、移送
に自転車やバイクの利用は避けること。
国が提供する保冷バッグについて、移送中に開閉を行う場合には、6回までとし、
1回の開閉作業を2分以内に完了し、次の開閉までは 30 分以上の間隔を開けるこ
と。また、途中で開閉を行う場合は、特殊な事情がある場合でも、6時間を超えて
移送することはできないこと。
バイアルは、必ずバイアルホルダーで固定すること。移送中は、バイアルホルダー
から飛び出さず直立して固定されている必要があること。
12 歳以上用ファイザー社ワクチンについては、-75℃対応冷凍庫から取り出した
時点から1か月以内、かつ、冷蔵庫(2~8℃)から取り出した時点から2時間以
内に希釈を行うこと。乳幼児用及び5~11 歳用ファイザー社ワクチンについては、
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